【新橋】とんかつ「かつや」が餃界に進出!「新橋ぎょうざ」のニラ餃子
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東京餃子通信編集長の塚田です。
昨日、一昨日と、大阪の本家特派員による「餃子の王将」と「大阪王将」の新業態の記事が公開されました。
大阪餃子通信:餃子の王将と大阪王将の新業態の店舗を速報レポート(前編)
餃子専門チェーンの動きも激しい昨今ですが、他の業態からの餃界進出も始まっています。
今回紹介するのはとんかつ・カツ丼の「かつや」を展開するアークランドサービスグループの新業態です。
場所はサラリーマンの聖地新橋のSL広場脇にそびえ立つこのビル。
日本の九龍城という異名を持つニュー新橋ビル。
なかなかの魔窟感を醸し出している建物なのですが、1Fと地下には多くの餃子店があります。
そんな餃子激戦ビルでもあるニュー新橋ビルの1Fに3月1日にオープンしたのがこちら「新橋ぎょうざ」です。
焼き餃子と蒸し餃子にニラたっぷりのタレが掛けられているのが店名が冠となっている新橋餃子。
そのほかキムチやチーズの餃子などが今後登場する計画です。
お昼時ということもあり店内は満席。
食券を買って数分待っていると、カウンター席に案内されました。
カウンターの中では4~5人のスタッフの方がテキパキと仕事をしています。
開店から数日しかたってませんが、お昼のピーク時でも慣れたものですね。
食券を渡して席に着くと、すぐにご飯とライスがセッティングされます。
カウンターにツボがあったので開けてみると何といかの塩辛が入っていました。
これはやばい。
餃子がなくてもご飯が進んでしまいます。
そうこうしているうちに1~2分で新橋餃子も登場しました。
いかの塩辛でご飯を食べる間もありませんでした。
大きめの餃子の上に、どっさりとニラがかかっています。
半径11cmというかなり大きめの皮を使っています。
形状はかなり特徴的で半月形。
ヒダはなく両側から圧着されています。
この餃子は店内でてづつみしているとのこと。
おそらく、薄皮なのでセントラルキッチンで作るのが難しいのだと思います。
焼き目は片面だけに付けられています。
餃子のサイズは大きいですが、皮はかなり薄皮です。
ヒダを付けないで圧着で平らな焼面をつくろうとしているので、必然的に餡の量は少な目になります。
餡はひき肉は豚、牛、鶏肉のブレンド。野菜もキャベツだけでなく色々と入っていました。
餡自体の具材にはニラやニンニクは使わずに、味付けも控えめです。
上からニンニクとニラの醤油漬けをドサッとかけることでパンチを効かせるという新しい餃子の食べ方を提案しています。
新しい餃子を出していきたいという意欲は感じますが、個人的な評価で言うといろいろと狙いすぎて全体的なバランスを欠いた感じがしました。特に薄皮の良さが出し切れてないのが残念でした。
とはいえ和風の餃子というコンセプトは面白いので、頑張って欲しいですね。
ついでにオンザライスも試してみました。
この餃子は丼ものとしてご飯と一緒にかき込む方が美味しいかもしれません。
帰り際にカウンターでこんなものを発見。
のむほどお得なアルコールメニュー。
ハイボールだと3杯目はなんと90円。
餃子と塩辛を肴に呑むのも良いかもしれませんね。
新興勢力が新しいコンセプトで餃子業界に進出してくるのは、歓迎すべき事だと思うので新橋ぎょうざにも頑張っていただきたいですね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!