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タレコミ情報【荏原中延】ちょっと焦げ気味のカリカリ餃子の「柳軒」

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日、とある餃子のイベントでたまたまご一緒させてもらった方からのタレコミ情報をもとに、東急池上線の荏原中延駅にやって参りました。

駅の脇の路地を少し進んだところにみえてきた「柳軒」が目的のお店。

昔ながらの町の中華料理店です。

早速暖簾をくぐって店内に。



70歳は超えているであろうお母さんにカウンター席を案内されます。

この時間はお客さんがいなかったからなのかご主人は奥で休憩中だったようです。

お母さんにオーダーを伝えると、奥にいるご主人にオーダを伝達。
するとご主人が調理をするために厨房に現れました。

ご主人もかなりのベテラン。
ものすごく寡黙な方で、ザ・職人といった感じ。
お母さんとも必要最低限のやりとりしかしませんが、しっかりと伝わっているようです。

何十年もお二人でお店を切り盛りしてきて確立したスタイルなのでしょうね。

ちなみに注文はタン餃で。



まず先にタンメンがやってきました。
安心して食べられる、普通のタンメンです。



麺は少し柔目でした。



続いて餃子の登場。

かなりのよく焼き。焦げる一歩手前というところ。
餃子の底面に色々とついちゃっているのでが残念ではあります。

食べログ等で過去の餃子の写真を見る限り、いつもこの色ではないようですね。



包みは非常に丁寧です。
ヒダの感覚も一定で、完全に圧着もされています。

皮の厚さは一般的なものでした。



ここまではちょっと残念な感じだったのですが、餡の出来はなかなかです。

細かく刻まれたキャベツが中心のさっぱり系の餡。
ニンニクとニラの香りも適度でバランスのとれた、昭和の餃子という感じでした。

ジューシーではないですが、また食べたくなる餃子。

良い意味で主張を抑えていて麺類のサイドメニューとして活きる餃子です。



お店の雰囲気、ご主人とお母さんの人柄とこのままずっと残って欲しい、昭和の中華料理店でした。

40代の私にはとても懐かしくホッとする空間だったので、また近くに来た時には立ち寄りたいと思います。

次回は完璧な焼き上がりの餃子が食べられることを期待してます。

柳軒
夜総合点★★★★ 4.0

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tarekomi