東京餃子通信編集長の塚田です。
世界各国に餃子風の料理がありますが、今回はアフリカはエチオピアの餃子にチャレンジしてみたいと思います。
向かったのは赤坂にある「SAFARI AFRICAN RESTAURANT BAR」。
SAFARIは、エチオピア出身のご主人が作る北アフリカ料理が人気のお店です。
赤坂みすじ通り沿いに出ている看板が目印。
雑居ビルの階段を上がっていくとSAFARIの入り口があります。
「おいしい!たのしい!スパイシー!」がキャッチコピーのようです。
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この日は、エチオピアの餃子の他にもう一つ楽しみにしていた料理があります。
ワットというエチオピアの煮込み料理とインジェラというパンのようなエチオピアの主食。
インジェラは発酵が必要なので、4日以上前に予約することが必須。
インジェラの上にビーフ、チキン、野菜、豆の4種のワットが盛られて出てきました。
真ん中にあるドロワット(チキンのワット)が、とっても辛い!
激辛カレーのような感じです。
どれも美味しかったのですが、特にクックワット(豆のワット)とアリチャワット(ビーフのワット)が、私の好みでした。
インジェラは生地を時間をかけて発酵させているので酸味が感じられる独特な風味があります。
これがワットに非常にあうのです。
これはクセになりますね。
ヒヨコ豆のサラダもインジェラで包んで食べると美味しかったです。
そして、この日のメインディッシュであるエチオピアの餃子「サンブーサ」の登場です。
パリッと揚げられた餃子風の料理が出てきました。薄い皮の中には細く切られた牛肉が包まれています。
ひき肉ではなく細く刻まれた牛肉なので肉の食感が非常に強く感じられました。
これはビールのお供に最高です。
もっとメジャーな存在になっても良いと思いました。
SAFARIではエチオピアのサンブーサの他にチュニジアのブリックも通常メニューとして提供されていました。
ナイフを入れると、皮の中からは半熟卵がトロッと出てきます。
餃子類以外にもアフリカンな料理が盛りだくさん。
こちらはダチョウの炒め物。
さっぱりしていて、とても美味しかったです。
ダチョウを食べるのは今回が初めてでした。
カンガルーだって食べちゃいます。
カンガルーの唐揚げを注文したところ、サーターアンダギーのようなゴロッとした揚げ物が登場しました。
小麦粉の衣の中にカンガルー肉が入っているのですが、衣が強く主張をしているので、食感もサータアンダギーに近かったです。
衣の奥からは、貴重なカンガルー肉が登場します。
カンガルーの肉も、変な癖がなく美味しく食べられました。
初めてのエチオピア餃子にもその他の北アフリカ料理にも大満足。
このスパイスの使い方は、とっても私好みでした。
豆のサンブーサをはじめとして、この日チャレンジできなかったメニューもまだまだ沢山あるので、再訪して、もっともっとアフリカ料理のことを知りたいと思いました。
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