東京餃子通信編集長の塚田です。
西麻布にできた星条旗横丁の中で餃子が食べられるようになったという話を聞きつけたので、ゴールデンウィーク明けの平日夜に一人でふらっと立ち寄ってみました。
星条旗横丁は、星条旗通りに昨年できたRAULという施設の1Fにあります。上階には豪華なカラオケ付きラウンジがあったり、イベントホールがあったりします。
星条旗横丁には、東京で最近人気の各ジャンルのお店が集結しているそうです。
その星条旗横丁にこの春に新たに登場したのが「CHOVA」。
Soba & Gyozaのお店とのこと。
日本そばと餃子の組み合わせは珍しいですよね。
以前、平塚で人気の餃子店と聞いたいったお店が蕎麦屋だったということはありますが、それ以来かもしれません。
店内に入るとそこには8店舗がずらっと並んでいます。
時間が早すぎたのか、ゴールデンウィーク明けだったからなのか、店内はガラガラでほとんど客がいない状況でした。この辺りでは深夜帯になると人が出てくるんですかね?
おでんや肉など魅力的なお店は色々とあったものの、お目当てのCHOVAのカウンターに着席しました。
横丁内のお店は、どの席からでも他のお店の料理を注文することができそうです。
フードコートみたいな感覚ですね。
まずは飲み物を注文しようとメニューに目をやると一杯700円の焼酎やビールから、一本20万円のドンペリまでずらっと並んでいます。
少し悩みましたが、結局生ビールを注文。
料理は餃子のセットがお得。
野川さん家のつけ肉そば1000円と品川さん家の餃子800円がセットで1500円です。
カウンターのお兄さんに「何故、餃子とそばなのか」と尋ねたのですが、アルバイトの方らしく明確な理由は聞けませんでした。
野川さんというのは、野川麺業という製麺所で、霞が関などに蕎麦屋も出している会社のようです。
肉とネギがどっさりかかった日本そばでした。
食べるラー油をかけて食べることを勧められました。
味が濃いめのそばなのでビールには合いました。
日本酒向きではなさそう。
続いて品川さん家の焼き餃子です。
品川さんというのは、乃木坂の「蓮月」の品川祐司シェフ。
以前「中国料理世界大会の金メダリストが包む絶品「蓮月」の焼き餃子&羊肉水餃子」の記事でも紹介しましたが、中国料理の世界大会に日本代表として参加し、見事金メダルを獲得された方です。
ちょっとよく焼き気味の状態で登場です。
品川さんの餃子は、手延のモチモチ皮に細かいヒダを沢山つけるのが特徴。
とても美しい餃子ですよね。
餡は沢山詰まっているのですが、フワッとした柔らかい感じの食感。
肉と野菜のバランスがとてもよいですね。
味付けは優し目で、酢醤油を少しつけて自分の好みに調整してたべるのがオススメです。
この餃子は、ビール以外にもワインや日本酒にも合うと思います。
肉そばと餃子一皿を食べたらそこそこお腹が満たされてしまったので、他のお店の料理に手を出すことは出来ませんでした。
今度来るときは、友達を誘って来る方が星条旗横丁を満喫できそうですね。
最近、蓮月が人気で予約取れないこともあるので、品川さんの餃子だけを食べたいときはCHOVAに来るのも良いと思います。
望ましくは羊肉の水餃子も出して欲しいですね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!