大阪餃子通信:王将系2大餃子チェーンの「にんにく」対策商品バトル
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大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
餃子と言えば、その美味しさの反面、食後の「にんにく」の臭いが気になるところ…
その問題に対して二大餃子チェーンが対策商品を企画した。
まずは『大阪王将』さんは数年前から、にんにくの臭いを80%カットした餃子を定番化しています。
そして『餃子の王将(通称:京都王将)』さんは本日5月26日から、にんにくゼロの餃子を地域限定(京阪神)・店舗限定・数量限定で販売開始されました。
ということで早速両チェーンの比較レポートに行って参りました。
場所は大阪でも京都でもなく、敢えてフェアな場所の神戸元町…
このエリアは関西の餃子のメッカ、且つ両チェーンの店舗が近隣営業をされています。
まずは『大阪王将』さんのお店からレポートします。
こちらは、にんにくの臭いを80%カットした餃子です。
店前看板にも店内メニューにも前面訴求してますね。
改めて、この餃子を食べてみます。
まず何も付けずに、そして酢醤油、神戸らしく味噌だれ、ビールと、オンザライスで… 感想は、80%カットとはいえ、かなり餃子の黄金比を維持しています。
口に入れた瞬間、にんにくの風味が広がります。
故にビールやライスとも飲み食べ合わせをしたくなります。
ただ、今回の餃子に限って焼きが弱かったせいか、皮の食感がマイナスポイントとなり、総合評価が悪くなりました。
せっかく美味しい餡を開発されているだけに残念です。
つぎに『餃子の王将』さんのお店をレポートします。
こちらは、にんにくゼロの餃子です。
店前看板にも店内メニューにも前面訴求してますね。
初めて、この餃子を食べてみます。
まず何も付けずに、そして酢醤油、神戸らしく味噌だれ、ビールと、オンザライスで…
感想は、口に入れた瞬間、やはり違和感があります。
ガツンとくるものがありません。
この餃子を食べると、にんにくの存在感の大きさは改めて実感しますね。
そして、ビールやライスとの相性も期待より低くなっているような気がしました。
ただ、一つ解った事があります。
餃子が他の料理のサイドメニューとして頼まれるケースや、ランチの際の各種定食の中の一品になる場合、全体的に濃い味同士の食べ合わせになります。
恐らく、その際の餃子はむしろにんにくゼロの餃子の方が相性が良いでしょう。
シンプルに餃子ライスで注文するお客さんは王将系では少ないでしょうから。
故に、にんにくゼロの定番メニュー化もありかと思いました。ただ、厨房オペレーションが複雑になるだろなぁと心配します。
おそらく餃子の「にんにく」に対する考え方では次の様な分類ができると思います。なんか本業のマーケティング気質がでちゃいました(苦笑)
A.餃子の「にんにく」は必要である
※旨味風味、栄養化などの理由で…
a.食後の臭いを気にしない
b.食後の臭いを気にする ★
B.餃子の「にんにく」は必要でない
a.食後の臭いを気にしない
b.食後の臭いを気にする ★
C.餃子の「にんにく」は有無どちらでもいい
A-bタイプ向けが『大阪王将』さんの餃子
B-bタイプ向けが『餃子の王将』さんの餃子
という仮説かな。
『大阪王将 元町店』
兵庫県神戸市中央区元町通1-13-13
078-335-6769
『餃子の王将 元町店』
兵庫県神戸市中央区元町通1-10-7
078-331-1328