東京餃子通信編集長の塚田です。
東銀座での打ち合わせの後、15時ぐらいに遅いランチを食べようとお店選び。
この時間だと休憩に入っている店が多いので、通しでやっている可能性の高いラーメン店にターゲットを絞り、手打ちラーメンの銀座「ヤンヤン」に訪問することにしました。
「ヤンヤン」は、この春発売された「Pen」の餃子特集で見つけたお店で、ずっと気になっていたお店です。
入り口を入ると階段の脇に麺打ち用のスペースがあります。
ここで打った麺がすぐに食べられるようです。
客席は2階で、麺打ち用のスペースの脇の階段を登っていきます。
2階に上がって行くと、時間が時間ということもありお客さんもいなかったため休憩ムード。
一応、入っても大丈夫か確認すると、窓際の明るい席に通してもらいました。
汁麺は1階で打った麺を使っていて、焼きそばは上海焼きそばのみ手打ちとのこと。
そして数ある麺類のメニューのなかに、唐突に赤の大きな文字で「焼き餃子 550円」と書かれています。
餃子も広義の麺類ではありますが、よっぽど餃子に自信があるのでしょう。
餃子が550円となかなかのお値段だったので、麺は控えめに600円の手打ちラーメンを注文しました。
麺を注文すると、1階からバチンバチンという音が聞こえてきます。
この時間は作り置きではなく、打ちたての麺が食べられるようです。
しばらくして先にラーメンが運ばれてきました。
麺は手打ちということもあり、かなり太めで固め。
量も多くてかなり食べ応えがあります。
続いて焼き餃子。
こちらもかなり大きめで食べ応えがありそうです。
全長は10cm~11cmぐらいありました。
焼き目は少しムラがありますが、全般的にパリッとは焼けています。
天龍のジャンボ餃子に比べるとやや小さいですが、箸で持ち上げるとずっしりとした重みを感じます。
野菜だけでなく豚肉が結構詰まっている感じの重さです。
皮は手打ちかと期待もしていましたが、機械で作った普通の皮でした。
大きな皮なので、やや厚め。
ひだを深めにつけているので、ひだの食感は強く感じます。
パリッとした焼き目の食感とひだのモチモチ感のバランスが良いですね。
餡は豚肉と野菜が半々か、やや野菜が多目の分量。
ただ餃子自体が大きいので、豚肉の存在感は強くでていてとてもジューシーです。
キャベツは細かく刻まれていますが、その甘みは餡の味付けにとても活かされています。
ニンニクが控えめな一方で、ニラと生姜の香りが非常に良いアクセントになっています。全体的に非常にまとまりのある完成度の高い餃子ですね。
一人で食べるにはボリューミーなので、後半はお酢を多めに配合したつけダレで味をさっぱりさせていただきました。
ラーメン店で良い餃子に出会えるのはまだまだ珍しいので、ラーメンも餃子も両方頑張っているお店は私にとっては貴重な存在です。
ランチをとる時間が不規則な私にとっては、通しで営業してくれているのも嬉しいですね。
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