東京餃子通信編集長の塚田です。
中目黒在住の友人から近所に新しい餃子屋さんができたという情報を得たので、訪問してきました。
そのお店は「OHKA THE BESTDAYS(オーカ ザ ベストデイズ)」という餃子店っぽくない店名の餃子屋さんなのですが、事前に調べてみるとInstagramとかやっていて、写真も一般的な餃子店のイメージとだいぶ異なります。
店主さんの実家が十条にある老舗中華店「王華」というお店で、その餃子の味をまもりつつ別業態のお店を中目黒に開いたのだとか。
中目黒と池尻大橋のちょうど中間点ぐらいに「OHKA THE BESTDAYS」はあります。
Instagramで見たとおりの雰囲気のあるお店です。
本当にここは餃子屋さんなのでしょうか?
お店に近づいてみると、HOME MADE GYOZAとCRAFT BEERの文字が並んでします。
やはり餃子店のようです。
さらにクラフトビールもウリのようで、これは楽しみです。
入り口はテラス席になっていて、E.T.が出迎えてくれます。
店内もストリートアートで埋め尽くされ、スノーボードのビデオが流れていて、普通の餃子店とはかなりかけ離れた雰囲気です。
カウンター席に座り、餃子を一つ注文。
ビールは店員さんにオススメを聞くと、苦味が強いビールが好きであればと志賀高原IPAを勧められたので、こちらを注文。
オリジナルのイラスト入りのパインとグラスに琥珀色のビールがなみなみと。
かなりホップの効いた刺激的なビールでした。
ビールを飲みながら餃子の焼き上がりを待ちます。
5分ほどで焼き餃子も運ばれてきました。
やや小ぶりで焼き目がカリッとした美味しそうな餃子です。
焼き加減はとても良いですね。
HOME MADE GYOZAの看板に偽りはなく、薄めの皮を使って深く丁寧に刻まれたヒダが特徴的です。
ヒダを大きくすることで薄皮のパリパリ感と、ヒダのモチモチ感を両立しています。
餃子の餡にしっかりと味付けをしているとのことで、塩と胡椒で食べることを勧められました。
お勧めに従い餃子の上から塩とコショウを振りかけていただきました。
餡は比較的少量ですが、豚肉比率が高く味付けも濃いめなので、塩とコショウだけでもクラフトビールに負けていません。
オーソドックスな焼き餃子に続いて、パクチーサルサチーズ餃子をオーダー。
先ほどの肉っぽい餃子にチーズをのせてオーブンで焼いたのちに、パクチーを大量につかったサルサソースをどっさりと載せています。
これはかなり振り切った餃子ですが、このお店の雰囲気にはハマっています。
私は実はメキシコ料理も大好きということもあるのですが、この組み合わせは意外とアリでした。
むしろ存在感の強いクラフトビールにはこちらの方が合うのではないかと思うぐらい。
餃子って変幻自在な料理だということをあらためて確認しました。
またフラッと立ち寄って、美味しいクラフトビールと餃子を食べに来たい居心地の良いお店でした。
これをキッカケに、ご実家の十条の「王華」も俄然訪れてみたいと思います。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!