東京餃子通信編集長の塚田です。
餃子とは別カテゴリーの食べ歩きブログを運営されている某ブロガーさんより推薦をいただきまして、新宿歌舞伎町に行ってきました。
等身大ゴジラが載っているTOHOシネマズ新宿の更に奥の方、歌舞伎町のど真ん中のような場所にひっそりと佇むラーメン店「利しり」がこの日の目的地。
「利しり」は創業1969年と50年近い歴史をもつ歌舞伎町随一の老舗ラーメン店。
場所柄、営業時間も18時半〜5時と深夜営業中心のお店です。
お店に着いたのは22時過ぎ。
たまたまカウンター席が空いていて待たずに入れたのですが、私の後からどんどんお客さんがやってきてあっという間に行列が出来てました。かなりタイミングが良かったようです。
カウンター席に座ってメニューを検討。
もちろん餃子を食べに来たのですが、スッポンスープのラーメンも気になります。
結局、餃子とビール、そして餃子の後に当店人気の「オロチョンらーめん」を注文することにしました。
まずはカウンター席でビールで乾杯。
しばらくして焼き餃子が運ばれてきました。
よく焼き気味の焼き色が美しいですね〜。
ラーメン専門店でここまで美しく餃子を焼いてくれるお店は貴重な存在です。
やや薄めの皮を使ってヒダは深め。
皮はあまり強く圧着はしていないようですが、不思議と型くずれしません。
一口頬張ると、焼き目のサクッとした軽めの食感が好印象です。
皮が薄いだけでなく、キャノーラ油を使って焼いているのも軽めに仕上げるポイントなのかもしれません。
餡は少なめですがジューシーというわけではないのですが、しっかりと餡に味付けされているので物足りなさはありません。
豚肉を徹底的に練りこんで味をなじませているのがポイントですね。
上品に出しゃばらずかつしっかりと存在感も示す、サイドメニューの役割を完璧とこなしている餃子です。
コショウで食べること勧められたので、酢コショウで食べてみることにしました。
酢コショウをたっぷりとつけて一口で。
サクッとした皮の食感の奥から、さっぱりしつつも旨味のある餡が追っかけてきます。
酢コショウの効果で更に味が引き立つような気がします。
餃子を先にいただいたので、締めのオロチョンらーめん移ります。
辛さを選べるらしいのですが、最近辛さの耐性がなくなってきたので控えめに「通常」を選択しました。
そして、運ばれて来たオロチョンらーめんがコチラ。
どーん!!
ものすごくスープが多い!
麺が全く見えません。
スッポンコラーゲンが溶けているので出来るだけ飲もうと、ハフハフ言いながらスープを飲みはじめたのですが、普通でも結構辛いのです。
スープの奥のほうに箸を進めると麺を発見。
辛くて熱くて、さらにスッポン効果なのか、汗が吹き出てきます。
スープを飲みつつ麺を完食しても、丼には大量のスープが残ってしまいました。
結局完飲は断念。
スッポンコラーゲン入りのスープを残すのはもったいないのですが、勇気ある撤退です。
オロチョンらーめんを食べ終わり、入り口の方に目をやると飲み屋帰りと思われるサラリーマンの面々が店の外にも並びはじめていました。
スープは飲み干せなかったですが、美味しい餃子とスッポンスープで身体はポカポカ。
最近、歌舞伎町で飲む機会というのは全くないのですが、利しりにはまた来たいと思います。
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