東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、TOKYO MXのひるキュンという番組で餃子特集で橘田いずみさんが日暮里の「馬賊」というまだ未開拓のお店を紹介されてたので早速取材に行ってきました。
日暮里駅のバスターミナルに面した駅前すぐのところに「馬賊」はあります。
看板に「中国手打拉麺」と書いてある通り、ガラス越しに麺職人さんが麺をバチンバチン言わせながら手で伸ばしていく様子が見えます。
手打拉麺は以前銀座のヤンヤンで見ましたが、馬賊の方が迫力がありますね。
日曜日の14時過ぎだったのですが店内はほぼ満席。
カウンター席の一番端が空いてたのでそこに着席。
偶然にも麺台が見える特等席でした。
とりあえず餃子とビールを注文。
そして、あとでラーメンという作戦にしました。
生ビールには辛もやしがお通しとしてついてきました。
餃子の焼き上がりに時間がかかりそうなので、こういうのは嬉しいですよね。
10分弱待ったでしょうか。
ようやく餃子が登場しました。
かなり大きなサイズの餃子が5つ。
迫力がありますね。
若干皮が開いてしまっているところがあるようですが、焼き加減は完璧に近い状態です。
箸で持ち上げると皮の弾力とずっしりとした重さを感じます。
かなり厚い手打の皮を使ってさらに一つ一つのヒダを大きめにする包み方です。
皮の食感は柔らかくてつるんとしています。
薄力粉を多く使いこのような食感を出しているそうです。
中国では餃子は麺料理の一つとされていますが、馬賊の餃子はまさに麺類。
皮の存在感が強く、皮が主役の餃子といっても過言ではありません。
馬賊の餃子はサイズも大きく皮が厚手なので、さすがに一口で食べるのは難しいです。
まずは何も付けずにがぶりとかぶり付きます。
餡は豚肉と野菜がバランス良く使われています。
野菜は粗みじんにして食感を少し残す感じ。
豚肉は下味をつけてしっかりと練りこまれています。ジューシーというわけではないのですが旨みのある餡です。
あくまでも皮が主役の餃子ですが、その皮に負けず、かつ喧嘩しないバランスのとれた餡です。
皮の表面に付いた油がきになったので、酢コショウでさっぱりとさせてもう一度餃子の味を確かめました。
やはりこの餃子は皮が美味しいですね。
せっかく手打拉麺の店にきたので、締めはラーメン。
ちょっと食べすぎかなとも思いましたが、食べ物との出会いも一期一会です。
色々と種類はありましたが、オーソドックスな醤油ラーメンにしました。
正直スープにはあまり特徴はありませんでしたが、打ちたてで太くて柔らかいモチモチ麺が美味しかったです。
焼きそばがあったので、そっちにした方が良かったかもしれません。
皮の美味しい焼き餃子の店は貴重な存在なので、また食べに来たいと思います。
山手線圏内でもまだまだ発掘しきれていないお店がたくさんありますね。
お店を紹介してくれた橘田さんに感謝です。
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