大人の居酒屋「大槻」でお燗と焼き餃子【吉祥寺】
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東京餃子通信編集長の塚田です。
月に数回しかメニューに乗らないレアキャラの旨い餃子があるということで私の周辺で局地的に話題になっていたお店があります。
先日、そのお店のFacebookページで「本日餃子あります」との投稿を見て、吉祥寺に駆けつけました。
吉祥寺駅から成蹊大学方面に歩くこと10分弱。ワインと日本酒の店「大槻」の看板が見えてきました。
この居酒屋風のお店「大槻」が、噂の餃子を出すお店です。
外観からは餃子を出すお店には見えませんね。
店内はカウンター数席とテーブルが一つ。
小さなお店ですが、明るくて居心地のよい雰囲気です。
カウンターの内側にはずらっと日本酒と焼酎の瓶が並んでいます。
メニューを見るとこの他にワインも豊富に用意されていました。
とはいえ、喉がかわいていたのでまずはビール。
そして餃子を注文しました。
「大槻」では、その日仕入れたものによって毎日メニューが変わるとのこと。
この日11月24日は焼き餃子が先頭に書かれています。
焼き餃子は店主の奥様のお手製で、奥様がお店にいるときだけ出すことができるため、月に数回しかメニューに登場しないそうです。
実は私が注文した餃子がこの日ラストの餃子。ギリギリセーフでした。
焼き餃子は順番に焼くので少し時間がかかるとのことだったので、その間に食べられる春菊のおでんとアジフライを注文しました。
まずはアジフライ。
肉厚のアジをサクッとフライにしています。
タルタルソースをつけていただきました。
こちらはビールにベストマッチ。
続いて春菊のおでん。
冬は春菊が美味しい季節です。
お出汁が春菊にしみていておいしかったです。
ビールより日本酒で行くべきだったかも、、、
と言うわけで、日本酒に変更。
大槻ではお燗で美味しい日本酒が揃えられています。
種類が多くて選ぶのに困りましたが、温めてもしっかりとした日本酒の風味がたのしめる生酛のどぶの原酒を熱燗でいただくことにしました。
旨味がしっかりしているのですが、見た目ほどドロッとはしていないくて飲みやすい。
先ほどの春菊おでんとも良く合います。
そして、ようやく私の餃子の順番がやってきました。
茶色いお皿のうえに盛られているので、少しわかりにくいですがキレイな焼き目が付いています。
しっとり目なのは先に焼き目をつけて後で蒸しているからなのではないかと推測します。
パリパリ食感はないのですが、焼き目の香りは活かしながらも油っぽくさせない工夫なのかもしれません。
中厚の皮を使いひだはきちんと閉じています。
最後に圧着しているところからも、一つ一つ丁寧に包んでいるのがわかりますね。
餡は豚肉とキャベツ、ニラ、その他にも香味野菜が何種か使われて様子。
具材が粗みじん切りにされているため餡の食感が感じられ、かつ下味もしっかりとつけられているので日本酒やワインのような風味の強いお酒と合わせても負けません。
家庭の餃子的な雰囲気も出しながら、試行錯誤の後がうかがえる美味しい餃子でした。
ご飯と一緒に食べても美味しい餃子だと思います。
ビールに合わせて食べるときにはごま油をたっぷり使ってカリカリに焼き上げても良さそうです。
この日は一人での訪問だったので、他のメニューにあまり手を出せませんでしたが、大槻は刺身や白子など新鮮な魚介類を活かしたメニューも日替わりで登場します。
餃子がいつ出るかは大槻公式Facebookページをチェックしてください。
これからお燗が恋しいなる季節、お燗に餃子におでんなんて最高ですよね!
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!