東京餃子通信編集長の塚田です。
銀座を歩いていると、もともと「メトロポール紅虎」があった場所の看板が「青百合飯荘」に変わっていました。
際コーポレーションの新ブランドのようですね。
どうやらこの夏にリニューアルをした様子です。
15時ぐらいという少し遅めの時間でしたが、まだランチ営業をされているようだったので入ってみることにしました。
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階段を下りていくと大きなBLUE LILYの看板が待ち受けています。
ビアホールという位置ずけのお店のようです。
料理は餃子や小籠包などの点心類に加えて、北京ダックなどの肉料理を推しているお店のようです。
銀ぶら餃子なる、この店オリジナルの餃子も用意されている様子。
ぷっくりした饅頭のような餃子ですね。
店内に入るとその広大な空間に驚かされます。
席数なんと315席。
一つ一つに席もかなりゆったり作ってあります。
バーカウンターがあったり、個室も何室もあったりと相当贅沢な作り。
フラグシップ店というイメージで、採算度外視的な感じを受けました。
メニューをみると、餃子は大餃子定食のみ。
残念ながら銀ぶら餃子は夜だけのメニューでした。
ランチは、タイガー餃子会館や紅虎餃子房よりやや高いぐらいの価格設定。立地とお店の雰囲気を考えるとかなりリーズナブルな価格設定です。
ランチだったのでビールは飲みませんでしたが、9種類の生ビールが楽しめるとのこと。
アサヒビール好きな方はかなり楽しめそうですが、ビールの価格設定はやや高めです。
バス・ペールエールもヒューガルデンもアサヒビールが取り扱いなんですね。
しばらくして大餃子定食が運ばれてきました。
大きく皮が厚めの餃子なので、調理時間もそれなりにかかります。
定食は餃子にライスとスープと小鉢がついた、かなりシンプルな構成。
スープとご飯はおかわりできるそうです。
このトマトと卵のスープは、結構いけました。
大餃子はキレイに焼けてはいるのですが、餃子によって焼き目に少しばらつきがあるのが気になりました。
全て手前の2つぐらいの焼き加減になっていると嬉しい。
大餃子といってもジャンボサイズではなく、通常餃子の倍ぐらいのサイズです。
手作りでモチモチ感のある皮です。
ひだも細かくつけられていて、皮を伸ばしながら餡をいっぱいいっぱい詰め込んでいるのがわかります。
餡は粗く挽かれた豚肉と、キャベツ、ニラが中心。そこに春雨が食感のアクセントとして足されています。
皮がモチモチ感だけが際立たないように、餡の食感も工夫してあるところが良いですね。
餡の下味もしっかりとつけられているので、つけダレもいりませんでした。
さすが際コーポレーションのフラグシップ店だけあって、チェーン店らしからぬ細部まで手間をかけた美味しい餃子でした。
銀ぶら餃子も気になるので、次回は夜に来て銀座のビアホールスタイルの「餃ビー」を楽しんでみたいと思います。