これは台湾?四川?かつやが仕掛ける進化系「台湾ぎょうざ」【新橋】
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東京餃子通信編集長の塚田です。
忘年会シーズン真っ盛りの夜の新橋にやってきました。
向かった先はニュー新橋ビル。
地下飲食店街にはニュー新橋ビル独特の雰囲気をもった個性的な店が沢山入っていますが、1階は駅前という立地のよさから「かつや」の運営会社の関連店舗がずらっと並んでいます。
12月頭にオープンしたばかりの「台湾ぎょうざ」がこの日の目的地。
この場所は、先日まで同じくかつやグループが「新橋ぎょうざ」を出展していた場所。
「新橋ぎょうざ」で提案していた和風ぎょうざには早々に見切りをつけて、今度は台湾風?の餃子で再チャレンジを図ってきました。
台湾餃子は定食で690円〜、蒸し焼き餃は590円〜と、ボリュームを考えるとリーズナブルな価格設定です。
表のポスターに台湾ぎょうざの特徴が記されていました。
肉辣坦という肉味噌が餃子に乗っているのが特徴のようです。
新橋ぎょうざの時も、ニラダレがどさっとかかっていたので、ぶっかけ系へのこだわりがあるのかもしれません。
まず餃子本体の特徴。
餡は豚肉とキャベツがベース。
皮も写真で見る感じ、中厚のしっかりとした皮を使っているようです。
そして、少ないながらもヒダが付いています。お店で一つずつ手包みをしているようです。
以前の「新橋ぎょうざ」と比較すると、かなりシンプルになり一般的な餃子に近づきました。
これが以前この場所にあった「新橋ぎょうざ」の新橋餃子定食。
薄皮、ヒダなし、豚肉と鶏肉の合挽き、和風ダシで味付け、ニラを上からぶっかけという、独自性出し過ぎの餃子だったので、台湾ぎょうざに関してはある意味拍子抜けをしました。
そして「台湾ぎょうざ」では、餃子本体ではなく餃子の上からかける肉辣坦でオリジナリティーを出している様子。
肉辣坦というのは「当店特製の、餃子にあわせた新しい調味料」とのこと。つまり「台湾ぎょうざ」オリジナルのタレです。
材料は唐辛子と花椒、そしてその他数種のスパイスを使っているとのこと。
材料からも見た目からも台湾というよりも四川料理の雰囲気を感じます。
店内は明るく清潔感があります。
食券機で台湾餃子のチケットを購入し、カウンターで出来上がりを待ちます。
待っている間も刺激的な花椒の香りが店内に広がっています。
餃子の大きさの割には、焼き上がり早く餃子が登場。
肉辣坦がかかっていない餃子は、蒸し焼き餃子というメニューだったので、おそらく蒸す工程と焼く工程に分かれているのだと思います。
これは早く餃子が焼ける秘密かな。
餃子の上には、噂の肉辣坦がたっぷりと。表面が黒くなるほど花椒が振りかけられています。
辛さに対抗するためにスープはオプションで追加しておきました。
(定食だとご飯とスープが付いてきます)
餃子の色もラー油で真っ赤になっています。
これは辛そうですね。
肉辣坦をたっぷり乗せて餃子を一口、、、
辛味の辣の方は以外と控えめでしたが、麻の方がすごい!唇が痺れるような感覚になりました。
皮の中に包まれた餡は豚とキャベツの一般的なものなのですが、正直餃子の味は良くわかりませんでした。
肉辣坦は刺激があって美味しいとは思うのですが、味が強すぎてこれが餃子でも麻婆丼でも、麻婆豆腐でもあまり変わらないような、、、
台湾というよりも四川だよなと、餃子をたべながらずっと考えていたのですが、最終的には名古屋の「台湾ラーメン」を意識した「台湾(ラーメン風)餃子」なのかもしれないという考えに行き着きました。
実際のところどうなんでしょうね?
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!