「二代目 龍」の自家製皮にこだわった餃子たち【葛西】
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東京餃子通信編集長の塚田です。
1月に家族と東京ディスニーランドに行ってきました。
東京ディズニーランドの後の夕飯は葛西の「独一処餃子」というのが定番の我が家なのですが、今回は同じく葛西にある「二代目 龍(タツ)」を訪れてみました。
東西線の葛西駅と浦安駅の間ぐらいの場所、葛西駅からは1キロ弱といったところでしょうか。
こちらは日本餃子協会が定めた2015年「日本餃子大賞」の受賞店とのこと。
日本餃子大賞は2016年の発表がされていないので、2015年が最後の受賞店になるのかもしれません。
「二代目 龍」の餃子は全部で3種類。
この日は家族と一緒なので全種類注文することにしました。
江戸川区が江戸野菜の小松菜をアピールするために作った「小松菜力」という小冊子にも「二代目 龍」
「江戸川小松菜餃子」が掲載されていました。
その江戸川小松菜餃子がまず最初に登場。
焼き目にムラはありますが、皮がものすごくきれいな緑色です。
「二代目 龍」では店内に設置されている製麺機で自家製の皮を伸ばしています。このため小松菜を練り込んだ皮などアレンジ皮が作れるようです。
ヒダ側から見ると翡翠色。とても美しいですね。
盛り付けもヒダを上にしてお皿に乗せたほうが美しいのではないかと思いました。
餡にも小松菜が練りこまれていて小松菜の濃い風味が活きています。
下味がしっかりしているのでつけだれは不要です。
続いて水餃子。
自家製のモチモチ皮は水餃子で活きそうですね。
茹でた餃子の上からピリ辛のタレがたっぷりかかっています。
「二代目 龍」では麺類も坦々麺を推しているなど四川風のピリ辛タレが得意なのかもしれません。
もっちりした皮に深めのヒダが刻まれていて更に食感のコンストラストを出しています。
真っ赤なタレは思いのほか絡みは強くなく適度にピリ辛です。
モチモチの自家製皮の中にはたっぷりの餡が詰まっています。
水餃子の餡は豚肉多めでかなりジューシー。ニラの香りもよく効いています。
ラストは焼き餃子。
こちらも江戸川小松菜餃子と同様に焼き目は薄めでムラがあります。もう少し油多めでカリッとした焼き目をつけてくれると嬉しいですね。
餃子はおそらく水餃子と同じものだと思われます。
モチモチの皮の中に餡がしっかりと詰まっているので箸で持つとかなりずっしりとした重みを感じます。
この餃子はうかつにかぶりつくと危険です。
餃子の中には大量のスープが閉じ込めてあり小籠包のように熱々のスープがビューっと飛び出ます。
下味が濃いので何もつけなくても十分な味わい。
味が足りない場合は岩塩を少しつけて食べても良いかもしれません。
自家製の皮への強いこだわりを感じる特徴のある餃子でした。
私の好みでは小松菜餃子が一番だったのですが、自家製皮の利点を活かしてほかの風味の皮にも挑戦してもらえると面白そうだと思いました。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!