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活菌酒場「菌太郎」で菌料理と麹餃子を堪能 【野毛】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

野毛で前々から気になっていた「菌太郎」に行ってきました。

日の出町駅から桜木町方面に2分ぐらい歩くと2階の窓に「活菌酒場 菌太郎」書かれているお店が見つかります。

「活菌酒場」って初めて聞くジャンルです。


この階段を上っていくと活菌酒場が待ち受けています。



ぴあの野毛周辺のムック本でも「ハマのDEEP居酒屋」として紹介されているようです。

店名だけでもDEEPさは伝わってきますよね。



お店に入ると店主さんとスタッフの2名がお出迎え。
店内は以外と広くカウンター席とお座敷のテーブルが2つ。

私は一人だったのでカウンター席の端っこに座らせていただきます。

こちらのお店は元寿司職人だった店主さんが味噌や麹にはまり、オリジナルの菌料理開発に目覚め独立に至ったのだとか。この店で出している料理のほとんど全て店主さんが考案した料理なんだとか。

そんな店主さんのオリジナル菌料理をいろいろと食べたいと思い、餃子だけは指定してあとはお任せで適当に見繕ってもらうことにしました。

まずは赤星で乾杯。



まずは自家製豆腐。濃厚な味わいの豆腐です。
塩でいただきました。



続いてチーズの漬物。
毎日違う漬け方をしたチーズを出しているとのこと。

この日はわさび醤油漬け。旨味が凝縮されていて、お酒がむちゃくちゃすすんでしまうツマミです。



続いてヨーグルト漬け。
野菜がヨーグルトに漬け込んであります。

サラダと漬物の間ぐらい感じ。これも新感覚です。



続いて出てきた小鉢は「キノコの味噌っかす」

キノコも菌、味噌も菌、酒粕も菌。とにかく菌づくしの一品。

これは日本酒か焼酎で行きたい。

ということで、ここでビールから焼酎のお湯割りにチェンジ。



続いて、莫久来(ばくらい) 。ホヤとこのわたで作った珍味。

ホヤの臭みもちょうどよく、お酒がすすんでしまいます。



続いて最近新に開発したというホタテの粕漬けも出していただきました。



魚の粕漬けはよく食べますが、貝類の粕漬けは初めてです。

粕漬けにしたホタテが軽く炙られています。

新感覚の味なので言葉で説明するのが難しいのですが、こちらもとても美味しかったです。



締めは麹餃子。

通常は一皿8個なのですが、今回は少なめにしてもらいました。



麹餃子のポイントは、オリジナルの麹ダレ。

タレというか味噌というか。とにかく濃厚な風味でした。



餃子は菌太郎オリジナルではないのですが、店主さんが麹ダレにあう餃子を見つけ出して仕入れているのだとか。



まずは何も付けずに食べてみました。

豚肉比率が高くジューシーで下味もしっかりしているので、このまま食べても美味しい餃子です。



続いて麹ダレを付けていただきます。

これはものすごい味変です。

麹の旨味で豚肉餡がさらに美味しく感じられます。餡の醤油ベースの下味と喧嘩せずに良い感じに相乗効果を出しているようです。

これが麹ダレの実力なのですね。

この麹ダレだけでも売って欲しいです。



オリジナルの菌料理が続々出てきて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
美味しいだけで身体に良いというのも嬉しいですよね。

店主さんの菌食に対する探究心には頭が下がります。どれもお酒が進む料理だったので店主さんもお酒が大好きなんでしょうね。

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tarekomi