東京餃子通信編集長の塚田です。
銀座と新橋の境にあたる「GINZA 9」。その地下に300円でラーメンが食べられるお店があると聞きましてランチタイムにやってまいりました。
GINZA 9 2号館の地下飲食店街にある黒壁のお店がこの日の目的地「らーめん 三吉(さんきち)」です。
300円でラーメンが食べられるとは思えない落ち着いた雰囲気の店構えですね。
お店の外に貼ってあるお品書きを見ると確かに「らーめん 300円」とあります。
流石にめんまや、もやしなど各種トッピングは別料金になっているようですが、それにしてもこの立地で300円を続けているのは凄いですね。
300円らーめんを軸にした各種セットメニューも豊富に揃っています。
セットにすると価格は上がりますが、それでも安い!
中でも気になったのがレディースセット。
ミニらーめんに、炒飯、漬けものそして餃子が3個付いて700円。
レディースセットと呼ぶにはかなり炭水化物ガッツリのメニュー構成ですが、これで700円はお得ですね。
ちなみに「三吉」の餃子にはにんにくが使われていないので、女子のランチタイムにもお勧めできます。
店内に入ると店主さんと奥様が笑顔でお出迎え。
店内のカウンター席に座りレディースセットを注文。40過ぎのおじさんの注文でも通ったので、女性限定メニューということではなさそうです。
半炒飯なのに注文が入ってから炒飯を炒めはじめました。ランチタイムでも作り置きをしないというこの丁寧さは素晴らしい。
餃子も3個ですが焼き置きではありません。
餃子は焼きに時間がかかるようで、らーめんと炒飯が先に登場。
100円のオプションで味玉をつけてもらいました。
らーめんはすっきりした鶏ガラベースのしょうゆ味。
自家製たまご麺のツルツルっとした食感も良かったです。
炒飯は若干しっとり系。
たまごとネギとチャーシューがバランス良く入っていてこちらも旨い。
そして数分遅れて餃子の登場。
ご主人がこまめに焼き加減をチェックして、ベストの状態に焼きあげてくれました。
ちょうど良い焼き加減です。
中厚の皮にヒダは深めに刻まれています。
丁寧に一つ一つ包んでいるのが良くわかります。
餡は豚肉、キャベツ、ニラが中心。ニンニクを使わずにキャベツの甘みを活かした味付けです。
らーめんのスープもさっぱり系なのでサイドメニューとしてはこれくらい控えめの方が良いのかもしれません。
味の調整は酢醤油で。若干濃いめの調整にして、ラー油も足してみました。
落ち着いた雰囲気のカウンターで、昭和の雰囲気を味わいながららーめんも炒飯も餃子が楽しめるお店でした。価格も昭和価格なのに、一切手抜きをしない店主さんのこだわりと努力には本当に頭が下がりますね。
長く続いて欲しいお店です。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
