東京餃子通信編集長の塚田です。
「ぼんてん」「祥雲」と元町・三宮の餃子のハシゴの後もう一軒いけそうな時間があったので「祥雲」に向かう途中で見つけた「ぎょうざ星萬」に入ってみることにしました。
事前情報はほとんど無しで勘が頼りですが、なんとなく期待ができそうな雰囲気があります。
店の外のメニューの中にひときわ大きく掲載されているのが特製餃子。
店内はカウンターのみ6席〜7席ぐらいでかなり狭い作り。
カウンターの脇に小さな厨房があり、中国福建省出身のご主人が一人で切り盛りされています。
こちらにお店を構えて6~7年経つらしいです。
「祥雲」同様に、星萬の餃子もバラエティ豊富。
特製餃子の他に、椎茸、木耳、野菜、ニラ、もちもち、水餃子、スープ餃子、にんにく餃子と9種類の餃子メニューがあります。
そしてセットメニューがお得。
生ビールと餃子1皿、おつまみ一品で1250円〜。
私はCセットをいただくことにしました。
ビールはアサヒスーパードライ。
餃子の焼き上がりをつまみを食べなが待ちます。
クラゲときゅうりの醤油漬けはすぐに登場。
結構量があってびっくり。クラゲのコリコリした食感が良い感じです。
そして注文から10分弱経ったところで餃子も登場。
なんと大きな羽根が付いています。神戸でここまで羽根の存在感のある餃子は初めてかもしれません。
蒲田の羽根つき餃子とはまた少しことなり網目状の羽根です。
氷花餃子ほどではないもののキレイな羽根ですね。
餃子のサイズはかなり小ぶりです。
餃子自体の焼き目も軽めです。パリッとした食感は羽根で演出という狙いのようですね。
薄皮ですがひだをしっかりと刻み丁寧に包んであります。
餃子をパクッと口の中に入れると、餃子の餡の中から磯の香りがします。
豚肉、ニラといった定番の餡の具材の他に海苔が入っていました。ご主人曰く、福建省の餃子には海苔が入っているのだとか。
海苔の香りを損なわないようににんにくは不使用。これはサッパリしてて美味しい!
ここでしか食べられない、まさに「特製餃子」です。
専用の餃子ダレは、味噌ダレをベースにお酢、ラー油。
これを餃子にたっぷりつけていただきます。
海苔の香りに加えて、味噌の旨味とラー油の辛味で風味がかなり変わります。
単独の餃子でも美味しいのですが、ビールに合わせるなら味噌ダレをつけて食べたほうがよさそうです。
今回は勘を頼りにフラッと立ち寄ってみましたが、海苔入り餃子という珍しい餃子に出会えて大ヒットでした。
他のメニューにも手を出したいところでしたが、この日は打ち合わせの合間を縫って昼から5軒、夜だけで3軒の餃子店をハシゴしたので、かなりお腹もいっぱいの状態。
残念ではありますが、関西出張初日はここで打ち止め。
ご主人曰く、水餃子も自信があるとのことでしたので、次回の楽しみに取っておきたいと思います。
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