東京餃子通信編集長の塚田です。
関西出張編ということで、前回の「鳳飛」に引き続き京都の餃子店をご紹介したいと思います。
鳳飛を後にして2軒目の餃子店を目指して「四条烏丸駅」に来ました。この周辺は最近おしゃれな飲食店が増えているエリアとのこと。
四条通りから路地を入ってすぐのところにお洒落なカフェ風の店構えの店を発見。こちらが2軒目の目的地「楽仙楼」です。本家特派員も以前ランチの取材に訪れています。
もともと下鴨にあった中国東北料理の専門店が移転をしてきたそうです。
店内もお洒落な雰囲気。
元はイタリアンとかを出していそうな感じの店構えです。
中国東北料理のお店ということもあり、点心類は種類もいろいろ選べます。
店の入り口にも「水餃子の店」と書いてあったように、とにかく楽仙楼では水餃子がオススメのようです。
こちらのお母さんがハルピン出身なのですね。
これは期待ができそうです。
せっかくなので水餃子と焼き餃子を一皿ずつ注文しました。
2軒目ということもあり、ビールではなく紹興酒を注文。
紹興酒も何種類か選ぶことができました。
そして餃子の調理時間の間はザーサイと、、、
ピータンをつまみにして、紹興酒をちびちび飲みながら待つことにしました。
注文から10分ほどして水餃子が登場。
見るからにモチっとした感じの餃子が5個盛られています。
サイズはやや小ぶり。
北京で食べた水餃子もこれくらいの一口で食べられるサイズが主流でした。
餡は豚肉と白菜、ニラといったかなりオーソドックスなもの。餡に練り込まれたスープでとてもジューシーに仕上がっています。
奇をてらわずに、中国の家庭の餃子のイメージ。私にはハルピン出身の叔母がいるのですが、叔母が作る餃子に近いです。
香酢に自家製のラー油を足したつけだれにつけて食べるのがオススメです。
続いて焼き餃子。
こちらは楽仙楼のメニューの中では脇役の扱いでしたが、運ばれてきた焼き餃子はかなり立派なものでした。
焼き色も良い感じですね。
ひだも可愛らしく均等に並んでいます。
水餃子と同様に手延べの皮を使って一つ一つ丁寧に餃子を作っているのが伝わります。
焼き餃子と水餃子、そしてメニューの写真を見る限り揚げ餃子もそれぞれ異なる包み方をしているところも素晴らしい。
底面はカリッと焼き上げられていて、皮のモチモチ食感とのコントラストが楽しめます。
餡も水餃子同様にとってもジューシー。
熱々の汁が飛び出てくるので食べるときは注意が必要です。
焼き餃子にもニンニクは使っていないので、大きめサイズでジューシーですが以外とパクパク食べられます。
水餃子も焼き餃子もハルピン出身のお母さんが作る餃子だけあって、主食として通用するボリューム感と飽きのこない味付けを両立している餃子でした。
おしゃれな雰囲気の中で中国の家庭料理的な餃子が食べられるというアンマッチ感も面白かったです。
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