東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事の打合せで白金高輪に来たついでに近くでランチ餃子を探すと駅近くに新店を発見。
白壁のお洒落な雰囲気の餃子店「餃子の名人 カノケン」です。
自らを名人と呼ぶとは期待値のハードルを思いっきり上げてくれますね
店内は10席ほどの小じんまりとしたお店。
天井にはなぜかシャンデリアが、、、
もともとレストランだったところの居抜きなのか、餃子専門店らしからぬ雰囲気のです。
店主さんと女性店員の2名で切り盛りされています。
テイクアウトの餃子もやっているようです。
ランチタイムはランチプレートのみ。
標準では餃子が2個。1個100円で追加ができるとのこと。
何個が適切なのかを聞いてみると、男性だと2~3個追加される方が多いとのこと。
先客の女性グループを見ると全員1個追加していました。
- 少食な女子→追加なし
- 女子→1個追加
- 男子→2個追加
- 大食い男子→3個以上追加
私は追加餃子は2個に決定。
「カノケン」餃子が厚皮のため調理時間に10分ぐらいかかるようです。
ちょうど10分ぐらい経過したところで餃子プレートが運ばれてきます。
大きめの餃子4個にチャーシュー、お新香、ライス、味噌汁のセットです。
焼き面はカリッカリに焼かれています。
厚皮黄金餃子のネーミングの「黄金」部分はこの黄金色の焼き色を表しているようです。
皮のサイズも大判でかなり迫力のある餃子です。
餃子はスヰートポーヅのように両端を圧着させないスタイル。
中国の焼き餃子「鍋貼」もこんな感じですよね。
餡の油も皮の下に周りカリカリの焼き目をつけているのだと思います。
厚めでモチモチというよりも固めでコシのある皮です。
餡の中身はざく切りのキャベツがメイン。皮とザクザクキャベツともに食感強目です。
にんにくが効いていて下味もしっかりしているので、餃子単体であればそのまま食べても十分においしいです。
ライスとの相性を考えるともう少し味の強さが欲しいところ。
薄めの酢醤油に辣油をたっぷり。これでご飯との相性もバッチリ。
テーブルの小さな小瓶に緑色の塩のようなものがあったので店員さんに尋ねると、桑の葉と塩をブレンドしたものとのこと。当店オリジナルの塩です。
桑の葉の爽やかな香りがします。
この桑塩を軽く餃子に振り掛けると、桑の香りでにんにくが弱まったような感じがしました。
にんにくが抑えられたことによって、キャベツと皮の甘みを感じられるようになります。
この食べ方はお酒と試したいですね。
お店を後にした後にお店の情報を調べたところ俳優の高橋克典さんのブログ記事を発見。
実はあるシンガーのマネージャーだった方が、デビュー15年を期に離れ、子供の頃から食べていた、地元成田の餃子屋さんに本気で弟子入り。修行を終え、一週間前、白金にオープンしたばかりの餃子屋「カノケン」とのこと。
別業界からの転身だったのですね。
まだまだ名人の域ではないと思いますが色々と研究を重ねているのが伝わってくるので、今後楽しみなお店です。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!