東京餃子通信編集長の塚田です。
三軒茶屋は渋谷からも2駅という好立地にありながら昔ながらのお店と新興店とが混じり合うとても魅力的な町です。
そんな三軒茶屋を代表する町中華「こうらん」に行ってきました。
クック井上。さんのdressingの記事を読んでからずっと行きたいと思っていたのですが、ようやく来ることができました。
こうらんは、アゴラーメンが人気のお店。
最近では東京でもアゴ出汁も一般的になってきましたが、こうらんのような町中華のお店で出しているところは少ないですよね。
なんでも10年ほど前に開発をしたらしいのですが、最初は顎のことだと思われたらしいです。
==== まずはビールで乾杯。
町中華にはなんとなくラガービールが似合いますよね。
この日は3人で食べ歩きをしていたので、焼き餃子は3人前注文。
大皿にどさっと盛られて運ばれてきました。
よく焼き気味で良い感じに焼けてますね。
焼き目が淵の部分まで付いているのは私好みの焼き方。
フライパンを使って油をたっぷり使うとこのような焼き方ができます。
中厚の皮を使いひだは深め。
餡をふわりと優しく包み込む閉じ方をしています。余計な圧力は一切かけていない感じ。
細かく切って水をしっかりと絞ったキャベツにニラ、にんにく、豚肉合わせて練りこんだ昭和スタイルの餃子です。
がっつりとにんにくが効いていますが、その他は塩こしょうがベースの非常にシンプルな味付け。
とても懐かしい味がします。
こういう餃子はつけだれもシンプルに酢醤油+ラー油でいうのが正解です。
皮にしっかりと酢醤油をつけて一口でいただきましょう。
ビールと餃子を交互に口にすると箸が止まらずあっという間に18個の餃子がお皿から消えて行きました。
餃子の味もお店の雰囲気もとても素晴らしく、町中華の真髄を見たような気がします。
このようなお店は是非とも長く続いて欲しいですよね。
今回は食べ歩きのためにアゴラーメンは食べられませんでしたが、次回はアゴラーメンと餃子のセットを食べに来たいと思います。