東京餃子通信編集長の塚田です。
長野の戸隠から8年ものの行者にんにくを大量に送られてきました。
ちょうど1年前に収穫体験させてもらった美勢商事さんの契約農家が8年かけてそだてたとても貴重な行者にんにくです。
前回訪問時には通常の我が家の餃子レシピのニラの代わりに行者にんにくを使うというものでしたが、今回は新たに開発中の和風味付けの餃子レシピを行者にんにく用にアレンジしてみたいと思います。
行者にんにく餃子材料(約80個分)
材料
- 豚バラ 300g
- 豚ロース 200g
- 白菜漬けもの 250g
- 行者にんにく 150g
- 長ネギ 50g
- しそ 10枚
- たけのこ 100g
- しいたけ 100g
- 餃子の皮 80枚
調味料
- ほんだし 大さじ2
- 昆布茶 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 生姜汁大さじ2
- ごま油 大さじ2
- お酒 大さじ1
- 味噌 小さじ2
- 塩 少々
- こしょう 少々
作り方
漬物の白菜はそのまま使うと少し塩気が強すぎるので水でよく洗い、さらにしばらく漬け込み塩抜きをします。
続いて豚バラ肉をフードプロセッサーで細かく切ります。
赤身の部分と脂の部分が一体化して全体が薄ピンク色になってきたらOK。
この日はフードプロセッサーが壊れてしまい途中から手切りになってしまいましたが、手切りでももちろん大丈夫。
手切りの場合は細かく切った後に、ボールに入れてよく練りこみ薄ピンク色の状態にします。
豚ロースは5mm角~7mm角ぐらいにやや大きめに包丁で切ります。
最初は豚バラ肉だけに味付けをします。
最初は液体系のものから混ぜていくのがポイント肉に吸わせるようにしてください。
今回の味付けのポイントはほんだしと昆布茶。
通常の我が家の餃子では中華スープの素や紹興酒、五香粉をつかって中華料理風に風味づけしていくのですが今回は「和」でまとめてみたいと思います。
豚バラ肉に味付けができたら、豚ロース肉を投入して軽く混ぜます。
この時に大きめに切った豚ロース肉が潰れないように優しく混ぜるのがポイント。潰れてしまうとせっかくの肉の食感が弱くなってしまいます。
ここまでできたら肉餡のボールにラップをして冷蔵庫で寝かせます。
肉餡を寝かせている間に野菜を切ります。
白菜、たけのこ、しいたけは食感を残すために大きめに切りましょう。
それ以外の野菜は細かくみじん切り。
30分ほど肉餡を寝かせたら、先ほど切った野菜を優しく満遍なくまぜれば餃子餡の完成です。
後は包んで焼けば完成。
包み方と焼き方は以前書いたこちらの記事を参考にしてください。
急いで包んだのであまりキレイではありませんがこんな感じ。
これは先ほどの記事とは包み方が異なりますが速く包めます。
ほぼ完璧に焼きあがりました。
もう少しごま油を贅沢に使うと縁の部分までさくっと焼けます。
和風出汁ベースの味付けと行者にんにくの香りが相性は抜群。今回はたまたまもらったたけのこも入れたので春らしい餃子に仕上がりました。
タレは出汁醤油で味付けの調整。
薬味には柚子胡椒を使いました。
辣油を使わずに柚子胡椒をつけるのも和風餃子のポイントです。
ゴールデンウィークを遊びすぎて疲れ気味の方は行者にんにく餃子で元気を回復させていみてはいかがでしょうか?
行者にんにくが手に入らない場合はニラとにんにくを代用してもらっても美味しく仕上がると思いますよ。