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日本の餃子発祥の店、野毛の萬里で焼餃子を食べた

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日本で初めて餃子を販売したといわれている野毛の萬里に行ってきました。萬里は創業昭和24年という大変歴史のある北京料理屋。場所は、毛沢東もびっくりの三陽のはす向かいです。

野毛は戦後まもなく大変栄えた繁華街だったそうで、歴史のあるお店が数多くあって楽しい街ですね。

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色々と美味しそうなメニューはあったのですがそちらは我慢して、焼餃子と水餃子、そしてライスを注文。

まずは焼餃子がやってきます。これが日本初の焼餃子!ちょっと小振りの餃子です。

味を一言で表現すると懐かしい味。生姜が効いたさっぱり系の味。ニンニクのほのかな香りも良いですね。パリパリした焼加減もすばらしいですね。

すごい特徴がある訳ではなく、一般的な焼餃子の味なのですが、戦後の野毛の情景を思い浮かべながら食べるとさらに美味しい。

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特製のラー油とも合いますね。このラー油はご飯にかけて食べても美味しいです。

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 続いて水餃子。宇都宮の水餃子と同じようにスープではなくお湯に餃子が浮かんでいます。

醤油とラー油をお湯に入れて食べてみました。おそらく焼餃子と同じ餃子がゆでて出てきているようです。皮が薄いのでちょっと食べにくい。油断すると餡がお湯の中にこぼれてしまいます。

この餃子は焼いて食べた方が美味しいですね。水餃子はモチモチした皮が好きなので私の好みには合いませんでした。

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日本初の焼餃子は、懐かしく優しい味でした。この餃子を参考にして焼餃子が広がったことによって、萬里の餃子が特別なものではなく普通に感じられる様になってしまったのかもしれませんね。

昭和のノスタルジーを感じながら餃子を楽しめる素敵な空間でした。

 

 

萬里 中華料理 / 桜木町駅日ノ出町駅馬車道駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

萬里 本店 ( 桜木町 / 餃子 )
★★★★4.0
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