東京餃子通信でも何度か登場している東横線日吉駅近くの餃子処三日月。
こちらは皮から完全手作りの餃子が楽しめるのが特徴。最近人気になって、満席で入れないこともよくあります。
先日、会社帰りにのぞいてみるとカウンター席が一席あいているので久しぶりに三日月の餃子を楽しむことができました。
三日月ではいつも月見セットを注文します。
生ビールと餃子、おつまみがセットになって900円。
この日は、季節のとじこめ餃子(450円)を注文したので1000円になりましたが、かなりお得なメニューです。
餃子は皮も作り置きをしていないので少し時間がかかります。
こんなに手間をかけた餃子を350円で出して採算があうのか心配になります。
餃子が出来上がるまでの時間はビールとおつまみで待ちます。
この日のおつまみは、スモークサーモンと玉ねぎのマリネ。
さっぱりしてて美味しかったです。
10分ぐらいで焼餃子がやって来ました。
調理担当のお母さんが「焼き過ぎちゃってスミマセン」といってましたが、よく焼き気味が好みの私にとっては無問題です。
今の季節のとじこめ餃子はアスパラガス。今が一番おいしい季節ですよね。
細めのアスパラが細かく刻まれて餃子の餡に混ぜられていました。
餡はニンニク抜きになっているので、アスパラの春の香りが口の中に広がります。
独特の食感もアクセントになって素晴らしい。
アスパラガスを入れた餃子を食べたのはおそらく初めての経験だったのですが、なぜこれまで入れなかったのかと思えるぐらいに餃子に合います。
お母さんが焼き過ぎたお詫びにといって、水餃子を2つ茹でてくれました。
焼きに関しては、全く気にしていなかったのですが、せっかくのご好意なのでありがたくいただくことにしました。
見てください。焼きと水では皮の粉の配分も包み方も異なるという、このこだわりが素晴らしいですよね。
中身はもちろんアスパラガス。水餃子の方がよりアスパラの香りが楽しめるかもしれません。
焼きと水、甲乙つけがたい出来でした。
写真は撮り忘れてしまいましたが、醤油ベースにいろんな薬味を入れたオリジナルの餃子のタレとの相性が抜群です。
餃子という一見季節感があまり無い料理も、餡に入れる野菜をかえることで旬の料理に早変わりします。
私も自分で餃子を作りますが、これまで旬ということはあまり意識してませんでした。
アスパラガス餃子には、またひとつ餃子の新しい楽しみ方を教えてもらいました。
餃子も季節に合わせて楽しみたい!春のアスパラガス餃子
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