貫雪粉などは業務用でしか流通していないため普通のスーパーなどでは手に入りません。
今回は中華材料店の華奉行にやってきたのですが、350gに小分けされた貫雪粉を無事発見。
さすが中華街です。

せっかく中華街に来たので新規開拓を行います。
福建料理の慶福楼が今回のターゲットです。
関帝廟よりもう少し石川町駅より。中華街の中心部からは少し外れるので休日のお昼時でも行列はありませんでした。
福建省というとウーロン茶のイメージしかないのですが餃子の実力はいかがでしょうか?

点心類はいろいろありますね。
水餃子も焼き餃子も小籠包もあります。
メニューを見る限り、どの辺りが福建省っぽいのかは良くわかりません。

パイコー麺がオススメされていたので、こちらを注文。
カレー風味でなかなか美味しかったです。

豚足も人気メニューとのこと。
日本でも沖縄がそうですが、南の方の人は豚の食べ方にはたけていますよね。

メインの水餃子がやってきました。
結構なボリュームです。一人だったら麺類と水餃子の両方は完食できないかも。

モチモチの皮に豚肉と白菜ベースのジューシーな餡が包まれています。
白菜の甘みが感じられてとても美味しいのですが、福建省というよりは遼寧省や吉林省の北の方の餃子の味。
オーソドックスな水餃子として高い完成度でした。

続いて焼き餃子。
こちらはサイズがかなり大きめ。630円ですがこの大きさならリーズナブルかも。
焼き加減もちょうど良い感じです。
やや厚めの皮の食感は焼き目はサクッと、上はモチモチ。
手延べならではの食感です。

大きな餃子ですが、ヒダは細かく丁寧に包んでいます。

モチモチの皮の中からはざく切りキャベツと粗挽きの豚肉が登場。
キャベツのシャキシャキした食感とモチモチ皮が合わさって良い感じです。
味付けは薄めなのでお酢+醤油+ラー油の餃子ダレはつけた方が美味しかったです。

結局どの辺が福建省ならではなのかは最後まで分かりませんでしたが、餃子も餃子以外も全てレベルの高い味でした。同行した妻も子供達も大満足。
次回はこれぞ福建というものを食べてみたいものです。