東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年末ぐらいから他の媒体ではちょくちょく紹介させてもらっていた鉄板餃子フォンデュで有名な「WARASHIBE GYOZA」。
実は、東京餃子通信ではまだ紹介をしていなかったので、遅ればせながら紹介をしたいと思います。
「WARASHIBE GYOZA」があるのはJR神田駅から徒歩数分の雑居ビルが立ち並ぶオフィス街。
立て看板ではメディアへの掲載情報などを大きくPRしています。
訪問したのは年明けだったのですが、直前にテレビ番組にも取り上げられたこともあり、終日予約で満席という状態。
予約は必須の様子ですね。
入り口には、店主さん自らが邪道餃子と呼ぶ数々の変わり種餃子のメニュー札が並んでいます。
すき焼き餃子とかチャプチェ餃子とか肉じゃがコロッケ餃子とか、あまり他では聞いたことが無い餃子メニューが並んでいます。
居酒屋風の雰囲気の店内は、女性客ばかりなのに驚きます。
立地的にも若い女性が多い街では無いと思いますが、テレビや雑誌そしてインスタなどSNSを見てみなさんわざわざ足を運んでくるのだとか。
この日は3人で訪問したのですが、テーブル席は取れず壁際のカウンター席に横並びに座りました。
3人いるので、気になる餃子をどんどん注文。
まずは平日だったので平日餃子。
WARASHIBE GYOZAの基本の餃子のにんにく無し版です。
大きさは一般的ですが、餡は多めに包み込まれています。
味付けも濃いめなので、ビールやハイボールのつまみとしてちょうど良い感じです。
続いて見た目は普通ですが松前漬け納豆餃子。
変わり種餃子でも画変わりしないのが餃子の弱点、、、
餡は、松前漬け納豆餃子の名前の通り、松前漬けと納豆。
これが意外とうまい。
納豆が好きな方であればお勧めできます。
続いてWARASHIBE GYOZAで上位人気の「すき焼き餃子」です。
予想に反して揚げ餃子で登場。
卵が一緒に出てくるのはすき焼きっぽいですね。
すき焼き餃子は、餡がすき焼き風の味付けをされています。
たっぷりと卵をからめて食べると、サクッとした揚げ餃子の皮の奥からすき焼きが登場。
これもなかなか美味しい。
何でも試してみるものですね。
そして、今やWARASHIBE GYOZAの代名詞ともいえる鉄板餃子フォンデュ。
実は、チーズダッカルビ風の味付けの他に、パクチー餃子フォンデュとBBQ餃子フォンデュの3つの味から選びます。
お店的にはBBQがお勧めらしいのですが、初めての餃子フォンデュだったので初期型のチーズダッカルビ風にしました。
餃子は事前に焼いてから鉄板に乗せ直すので準備時間は意外とかかります。
話に聞いていたものの実際にでてくると、この迫力に驚かされます。キャベツとネギの上に餃子が並べられ真ん中には2種類のチーズが敷き詰められています。
餃子の上からコチジャンベースの甘辛ソースがかかっています。
鉄板に火をかけると真ん中のチーズが溶けてドロドロとしてきました。
餃子の下にしかれた野菜たちもしんなりしてきます。
チーズの溶けていく様子と香ばしい香りだけでビールが一杯飲めてしまいそう。
チーズが良い感じに溶けてきたので完成。
餃子にたっぷりのチーズを絡めて食べれば、旨いに決まっていますよね。
コチジャンとチーズの味に負けないように、餃子の餡にもフライドオニオンを使うなどしてジャンクフードっぽく仕上げています。
確かにこの餃子はBBQソースに合いそうです。
しばらくするとチーズがトロトロからカリカリっと焦げ目が付いてきます。
ここで焦げ目のついたチーズで餃子をくるっと巻きつけて食べると、トロトロのチーズとはまた違った食感と香り。
ビールがあっという間にジョッキから消えていきます。
最後は先ほどすき焼き餃子で余った溶き卵を使ってオムレツ風に仕上げてみました。
チーズを一緒に巻き込むとこれまた美味。
一度に何種類もの食べ方ができるのも餃子フォンデュの魅力ですね。
締めには豚骨スープ餃子を注文してみました。
これまた鉄鍋を使ってグツグツと豚骨スープで餃子を茹でています。
豚骨スープが煮込まれすぎているからなのか、かなり塩気の強いスープ。
全部飲むと血圧が上がりそうな感じでした。
紅生姜がさっぱりとして良いアクセントになっていました。
アイデアあふれる邪道餃子たちに圧倒され、WARASHIBE GYOZAの世界にすっかり魅了されてしまいました。餃子フォンデュは、真似てくる居酒屋チェーンとか出てきそうですよね。
今回は、三人で張り切って臨みましたが、餃子のサイズが大きめだったこともあり5種類でお腹いっぱい。まだまだ気になる餃子もたくさんあったので次回はBBQ餃子フォンデュを中心に、他の餃子も試してみたいと思います。
神田餃子居酒屋WARASHIBE GYOZA (餃子 / 淡路町駅、小川町駅、神田駅)
夜総合点★★★★★ 5.0