東京餃子通信

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焼き餃子を皮から作る「餃子ワークショップ」開催しました

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先日、都内某所で友人を集めて皮から作る「餃子ワークショップ」を開催しました。
集まってくれたのは、家族での参加の方々を含めて総勢9名。

今回は、時間の関係で餡のと皮の生地は事前に仕込みを済ませたものを使って、
  1. 皮を伸ばす
  2. 餡を包む
  3. 餃子を焼く(希望者のみ)
  4. 餃子を食べる
の4つの行程を体験してもらいます。

参加者のほぼ全員が餃子を作るのは初めて。はたして餃子は完成するのでしょうか?


まずは、皮の生地を作る工程を私が実演します。

強力粉と薄力粉の違いなんて、普段料理をしない男性にはわからないですよね。
グルテンとか言ってもね。

今回は焼餃子用ということで、強力粉と薄力粉は1:1の割合で行きました。




焼餃子用の皮は熱湯を入れてかき混ぜるのがポイント。
グルテンの発生を抑えます。

これで皮が伸ばしやすくなるので、薄い皮を作ることができます。




ちょっと冷めてきた所で、グイグイこねていって耳たぶぐらいの硬さになったところで生地を一旦寝かせます。

30分ほど寝かせた生地にごま油をちょっと足してまたこねていけば生地の完成。




続いて皮を伸ばしていきます。
10g程度にちぎった生地を丸めて、手のひらでギュッと押してから麺棒で伸ばしていきます。
この工程から皆さんに参加してもらいました。

みなさん最初はなれずに大変でしたが、だんだんと餃子の皮らしいものができるようになりました。
きれいに丸くならなくても包むときに調整できるので、どんどん作ってもらいました。




続いて包みの工程に。
包み方を数パターン実演後、皆さんには好みの包み方で包んでもらいました。

手作りの皮は、伸びるので比較的包みやすいですよね。

皮の違いを感じてもらうために、市販のお徳用の皮を使った包み工程も体験してもらいました。
手作り皮だと適当に摘んでも閉じてくれるので包むのは楽ちん。
一方で市販の皮は水をつけて、ギュッと圧着しないとくっつかないので、油断をするとすぐに口が開いてしまいます。





こちらは、今回用意したベース餡。レシピは「餃子の王様 最強のレシピ」がベースです。
いつもの様に五香粉や養命酒を入れてアレンジしています。今回は醤油も少し足してみました。

ベース餡にアスパラ、たけのこ等を入れた「季節の野菜餃子」を作成してみました。




9人もいると餃子がどんどん作られていきます。

意外と言っては失礼ですが、皆さん筋がよいので私は最初の段階でちょっと餃子の持ち方や餡の適量などのコツをアドバイスするぐらいで済んでしまいました。

餃子の形は作る人によって個性が出るので、ずらっと並べると面白いですよね。





焼き工程は、希望者の方にはチャレンジしてもらいました。
羽根を付けたいという希望があったので、羽付き餃子にもチャレンジ。

蒸し焼きにするときに水溶き小麦粉を入れるだけなので、羽根をつけること自体は非常に簡単です。

羽根の部分の焼き色が見えるので、上げるタイミングも分かりやすいので、音でタイミングがわからない場合ははねを付けてしまうというのも、一つの手かもしれません。

皆さん、自作の皮の出来にも大満足。
100個以上の餃子を焼いたのですが、あっという間に無くなって行きました。




締めはデザート餃子。これは皆さんが食事中に私が作ってしまいました。

蔓餃苑でしか味わえない、モツアン餃子です。
季節的には終わりが近づいて来ましたがいちごを乗せてみました。

デザート餃子も、なかなか好評でした。




皮から作り始めて食べ終わるまで3時間強の程度の長丁場のワークショップでしたが、子供も大人も、男性にも女性にも楽しんでいただけたようでした。

とくに、お父さん達が餃子作りに夢中になっていたところが印象的でした。

皮をこねるところや、餡を作るところもやってみたいという声も上がったので、次回のプログラムはもう少し工夫してみたいと思います。

今回のワークショップの記事をみて、「私も餃子を作ってみたい!」と思った方は、パラダイス山元さんの「餃子の王様 最強のレシピ」に餃子の作り方の詳細が載っていますので、是非御覧ください。