東京餃子通信

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ベトナム・ホーチミンで餃子探索(4):ベトナムの水餃は餃子なのか雲呑なのか

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ホーチミン在住の友人のお陰で一晩で3件もの餃子を食べ歩くことができました。

2日目の昼過ぎにはホーチミンを離れなくてはならなかったのですが、ホーチミンを後にする前にどうしても確認しておきたいことが有りました。

それは、

「ベトナムの水餃は餃子なのか雲呑なのか」

ということ。

前日の夜の調査では、日本風の餃子を出している餃子の帝王を除外すると、水餃子ストリートでは雲呑、そして大娘餃子では普通の水餃子が出てきたので1対1。

この重大事案に決着をつけるために、やってきたのは森記。
ベトナム語ではMI TAM KYと書いてありますが読み方はよくわかりません。

街の中にあるごくごく普通の屋台風の食堂。
水餃が美味しいということで、地元では人気の店のようです。





こちらのメニューには、水餃(SUI CAO)だけでなく雲呑(HUANH THANH)の両方があるので、店のおばちゃんに水餃と雲呑の違いを聞いてみることにしました。

英語がほとんど通じないので身振り手振りで来てみました。

すると包んだ水餃と雲呑を両方みせてくれました。
材料はほぼ同じようなのですが、水餃が大きくて、雲呑は小さい、ということのようです。

具材は両方選ぶことができるので、違いは大きさのみだと思われます。

どうせなら大きいのをということで、水餃を注文しました。




茹で上がりには5~10分程度かかりました。
大きいからでしょうかね。

湯で上がった水餃の見た目は雲呑に近いですね。




豚ひき肉と刻みネギなどで作られたベース餡で海老を包んでいます。

皮は大きいですが四角い皮です。
これは、日本では雲呑の皮として売られているものですね。

雲呑の皮にはかん水を使うこともあるようなのですが、この皮は小麦粉オンリーだと思います。



ホーチミンの地元系の水餃子店を3軒まわった結果としては、「ベトナムの水餃は雲呑」が有力説だということになりました。

薄い皮が好みだということであれば、日本の焼き餃子も受け入れられる可能性は高そうですね。

4回にわたって掲載してきたホーチミン餃子探索も今回で終わりです。
次はカンボジア・プノンペンの餃子情報をお届けします。