中央線ぶらり途中下車の旅の一行は、2件目の元祖ハルピンの餃子を満喫して店の外に出てきました。
そこであることに気付きます。
となりにあるハルピンの店名が「餃子のハルピン」だったのです。
先ほどまでいたのは「元祖ハルピン」。最初は流していましたが、何かおかしい。
よく注意して見ると餃子のメニューも違います。
餃子のハルピンの方が種類が多いです。
そして、外に貼ってあるメディア取材歴の中に、店舗の歴史が書かれているのを発見。
「第一店舗、現在は別の方が経営されています!?」
なんかきな臭い。
元祖ハルピンの最後に感じた違和感はこれだったんですね。
餃子を食べる側にとっては、どうでも良い話ですがややこしい話です。
ただし、違うってことが分かったら食べてみたくなるのが餃子好きの性。
すでに、前2件の餃子でかなりお腹が満たされているので、店に入るか悩みます。
元祖ハルピンと味が近いのは想像に難くないので、ここでがっつり食べてい舞うと今回の食べ歩きの満足度は確実に下がります。かといって、二つのハルピンの味比べをしないのも。。。
そこで、妙案。
お持ち帰りです。
大葉の焼き餃子を一人前だけ注文しました。
見た目も大きさも、焼き加減も元祖ハルピンの餃子に近いですね。
さすがに店の前でおっさん4人が餃子を立ち食いするのも何なので、駅の近くの路地裏に隠れて餃子をいただきました。
路地裏で餃子を撮影する姿は、異様な光景。
肝心の味はというと、皮はなんとなく元祖ハルピンに比べてコシが強い感じ。より水餃子向きにチューニングされた皮のような気がしました。
ベースの餡は、こちらも色々な生薬が入っている感じで何とも言えない深みが有って良いですね。
スープが飛び出るのも一緒なので、鶏ガラスープが練り込まれているのでしょう。
大葉の風味も聞いていてさっぱりした感じでとても美味しく頂きました。
事前の予測どおり、多少アレンジは違いますが基本は同じです。
持ち帰りで一皿だけ試したというのは大正解です。
ここまでで、来店2軒と持ち帰り1軒と大きめの餃子を結構な数食べてしまったので、メンバーのお腹はかなり満たされた状態になってしまいました。
という訳で、まだ2駅しかぶらりしてませんが、次はゴールの阿佐ヶ谷を目指すことになりました。
阿佐ヶ谷で待っているのは、行列必死の人気店「豚八戒」です。
乞うご期待!