東京餃子通信編集長の塚田です。
某番組の撮影で麹町の日本テレビへ行く途中、燃料補給のために向かったのは「ドゥエ イタリアン」。市ヶ谷駅から九段方面に5分ぐらい歩いたところにあります。
赤を基調としたお洒落な店構えですが、実はこちらのお店はラーメン店なのです。
しかも、「ドゥエ イタリアン」は2015年から3年連続でミシュランガイド東京に掲載をされているお店。ラーメン店では初掲載されたお店の一つです。
「ドゥエ イタリアン」の名前の通り、イタリアンの要素を盛り込んだラーメン店。もともとイタリアンのシェフだったオーナーの石塚さんが、「支那そばや」の故・佐野さんの元で修行して独立をされた都のこと。
昔、鵠沼の支那そばやには何度か通っていたので、懐かしいですね。
「支那そばや」で修行をしただけあって、「黄金の塩らぁ麺」と銘打った塩ラーメンがベース。そこにイタリアンの要素を加え、チーズやトマトなどを使ったイタリアンなラーメンを提供しています。
私はミシュランガイドにものっていた「らぁ麺フロマージュ」(980円)と「みどりの茹で餃子」(500円)の食券を購入。
店内は7~8割が女性客というラーメン店では珍しい光景。
赤と白を基調とした内装や、お水が瓶に入ってくるところなんかもお洒落ですね。
白いケースの中には割り箸とレンゲが入っていました。
先に「らぁ麺フロマージュ」が登場。塩ラーメンにゴルゴンゾーラチーズ入りのクリームチーズがたっぷりと入っています。
チーズが乗っていない部分をそっと食べると確かに塩ラーメンでしたが、チーズとからめて食べるとスープパスタのような味になります。これは新感覚です。
続いて「みどりの茹で餃子」が運ばれてきました。美しい緑色した皮の餃子の上からネギがたっぷりとかけられています。
メニューにはバジルとモッツァレラチーズを使った餃子と説明をされていたので、おそらく皮にバジルが練り込まれているのでしょう。
餡は豚肉ベースでバジルとモッツァレラチーズが入っています。チーズが入っているのでもっと濃厚なのかと思いきや意外とさっぱりとした味付けでした。
最初から醤油ベースのたれがかかっているので、たれをつけてネギと一緒にいただきました。
お好みで唐辛子のパウダーを振りかけてピリ辛に仕上げることもできます。
ピリ辛の方が好みでした。
さてラーメンを食べ進めると水菜がそえられたリゾット用のご飯が登場。こちらは発芽玄米を使っているとのこと。
ラーメンの残ったスープに玄米を投入して締めのリゾットが完成。チーズがタップリとけだしたスープに浸した玄米は、完全にリゾットでした。
個人的にはラーメンよりもリゾットの方が気に入りました。
炭水化物ばかりを摂取しましたが、優しい味付けなのであっという間に胃袋に消えていきました。これなら女性でも完食できそう。
ラーメン→餃子→おじやなのか、スープパスタ→ラビオリ→リゾットなのか?
イタリアと日本の国境を超えた新境地を見出した「ドゥエ イタリアン」。ミシュランガイド3年連続掲載も伊達ではないですね。

- ジャンル:ラーメン
- 住所: 千代田区九段南4-5-11 富士ビル 1F
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- (写真提供:シチー)
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