大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
今日、三宮界隈を独りぶらり散策していたら偶然、老舗大衆中華の名店に遭遇しました。
よく通る場所だったのに現在まで気付かず…
生田神社の東側の路地に並ぶ飲食店の中の一軒「燕南(うんなん)」さんです。
まず、通りに出ていた看板に惹かれました。
店名と、ラーメン、餃子、炒飯。
直感で美味い店だと感じました。
細い路地を進み、曲り角の手前に店の入口があります。
店内にはお客さんが一人カウンターにいらっしゃいます。
私もカウンターに座り、メニューから焼餃子と炒飯を注文しました。
カウンターの向こう側には寡黙なご主人と愛想愛嬌の良い奥様がいらっしゃいます。
「東京餃子通信」の名刺を出し、少しお話をさせて頂きました。こちらのお店はこの地で創業30年、阪神大震災も乗り越え現在に至ります。
ご主人は中学を卒業後、この道に入られ、中華一筋50年らしいです。
素晴らしいお店です。
そして、同じカウンターに座っておられた常連の橋本さんとも仲良くなり、こちらのお店の良さを色々教えて頂きました。
写真掲載まで快諾頂けました(笑)。
橋本さん、ありがとうございました。
暫くすると炒飯…というより焼き飯が運ばれて来ました。
熱い内に一口頂きます。
これは美味しいです!
自慢の自家製焼豚も沢山入って、思わずウスターソースを少し垂らして食べたくなりました。
そして、お待ちかねの焼餃子も焼き上がりました。
とても良い焦げ具合です。
台湾餃子を一回り大きくしたぐらいのサイズ感です。
早速一口頂きます。
皮がカリっとして香ばしく、中の餡は意外とサッパリしています。
大蒜ガッツリな餃子ではないです。
このため、炒飯との食べ合わせも抜群に合います。
創作餃子が花盛な現在、この餃子の様に素朴な味はかなり気に入りました。
まさに穴場的なお店でした。
「燕南」
兵庫県神戸市中央区下山手通1-3-12
ゼウスタウンビル1F
078-333-9519