東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事で週末に群馬県の前橋にやってきました。
前橋駅周辺で餃子推しの店を探すものの、琴線に触れる餃子情報は見つからずちょっと範囲を広げてみることに。
調べてみると、駅から北東の方面に3キロぐらい離れたところ「ホワイト餃子前橋店」があることを発見。
幹線道路沿いなのでバスで10分ぐらいで行けそうなので、足を伸ばしてみることにしました。
「若宮十字路」というバス停で降り信号を渡ると「ホワイト餃子」と書かれた緑の看板が見えてきました。
駐車場側に回ってみると、意外と言っては失礼ですがかなり立派な建物。
こちらの看板にはホワイト餃子"店"と書かれています。
「ホワイト餃子 前橋店」と「ホワイト餃子店 前橋」どちらが正しいのでしょうか?
(前者らしいです)
土曜日のお昼時ということで、店内は家族連れや近隣でお仕事をされているだろうお客さんでほぼ満席。
持ち帰りの餃子を待つお客さんも数人いました。
ラッキーなことにカウンター席が一つ空いていたので、待たずに着席することできました。
週末は定食はやっていないそうなので、焼餃子1人前と半ライスを注文。
待っている間にカウンター越しに店内を見ていると、左奥の部屋で皮を製造。
右の別部屋に大型冷凍庫がありその裏で餃子を包んでいる様子。
前橋製のホワイト餃子が食べられます。
お昼時は注文を待たずにどんどん焼いている様で、注文してから2~3分で餃子が運ばれてきました。
焼き置きをされているわけではないので熱々です。
ホワイト餃子独特の俵型の餃子がずらっと並んでいます。
焼き方は、揚げよりも焼き感の強い揚げ焼きに仕上がっています。
他のホワイト餃子のお店よりも油を少なめにしているのかもしれませんね。
包み方はホワ餃っぽい包み方ですね。
皮はサクサクっと軽い食感が特徴の準強力粉の皮です。
餡は豚肉とキャベツが中心でニラの香りが少々。
玉ねぎは甘みはそれほど強く感じません。
群馬はキャベツの産地としても有名ですので、キャベツ比率が高いのかもしれないですね。
さっぱりした味付けなので、パクパクと何個でも食べられそう。
さらにホワイト餃子前橋店では他のホワイト餃子にはないホワ餃の楽しみ方を提案しています。
通常の酢醤油の他にマヨネーズや味噌ダレがテーブルに置かれているのです。
まずは酢醤油に唐辛子のホワイト餃子基本スタイル。
お酢でさっぱりと余計な油をおとし、唐辛子の辛味がアクセントになります。
これは外れのない食べ方ですよね。
つづいてマヨネーズに一味唐辛子を試してみました。
これも美味しいに決まってます。
揚げ物とマヨですからね。
ホワイト餃子は餡の味付けがシンプルなので、どんな調味料でも合いそうですね。
ラストは味噌だれ。
群馬名物こんにゃくの味噌おでんに使われそうな濃厚な味噌だれです。
まずは味噌おでんのようにそのまま味噌だれをたっぷりつけて食べてみました。
好みにもよりますが、これはちょっと味が濃すぎるかも。
と言うわけで、お酢で味噌だれを薄めてみました。
更に一味唐辛子で辛味も追加。
いい感じに調合できました。
これは非常に良いですね。
お酢の効果で餃子と味噌だれの調和がとれた感じ。
一味唐辛子も良い仕事をしています。
酢醤油を超えたかもしれませんよ。
ホワイト餃子の新しい食べ方に大満足。
前橋駅からわざわざバスに乗ってきたかいがありました。
外に並んでいる人が出てきたので、食事がすんだらさっさと退散します。
お店を出て建物裏のフェンスをみると、そこに「ハグハグ餃子宣言」なるものが掲げられているのを発見。
他のホワイト餃子では見たことがないので前橋店オリジナルのようです。
- ホワイト餃子を毎日食べよう。
- ギョーザを食べて世界平和。
- ギョーザを食べて自然をまもろう。
宣言というよりも標語的な感じですね。
餃子の表記が二条からギョーザになったり、世界平和や自然を守ることにどうつながるのか分からなかったり、ツッコミどころ満載な宣言です。
ちなみにハグハグのハグってhugですかね?
詳しい方がいましたら教えてください。
ホワイト餃子を毎日食べることはできませんが、私も毎日どこかの餃子を食べて世界平和と自然保護を実現したいと思います。
ホワイト餃子 前橋店 (餃子 / 中央前橋駅、城東駅、三俣駅)
昼総合点★★★★★ 5.0