東京餃子通信編集長の塚田です。
年末の某日、新橋で仕事を終えた後に東海道線にのって川崎駅経由で家に帰ろうと東海道線に乗ってしばらくして社内の電光表示板をみると、
「Next stop is Ofuna」
と表示されていることに気づきました。
酔って寝ていたわけではないので降り損ねるハズはありません。
窓の外を見ると京浜東北線が並走しているのが見えます。
と、いうことは横浜駅よりも手前。
調べてみると、東海道線には品川駅の後、川崎、横浜、戸塚を通過する「通勤快速」というものがあるらしいのです。
ちょっと検索しただけで同じトラップに引っかかった記事がたくさん出てきました。
そこから約40分。
ようやく大船駅に到着。
トラップに引っかかったとはいえ、わざわざ大船まで来て手ぶらで帰るわけにはいきません。
一旦改札から外に出ることにしました。
向かったのは以前タレコミ情報をもらっていた「石狩亭」。
「石狩亭」大船駅から徒歩1分のところにある老舗町中華店。
40年以上この地にありますが、数年前にリニューアルをしたようで今は綺麗な店舗になっています。
店頭にはお持ち帰りコーナーがあり、生餃子と焼き餃子を販売しています。
私の経験上、お持ち帰りの餃子が売れてるお店は当たりの確率が高いので、これは期待ができそうです。
持ち帰りメニューの価格は手作り焼餃子は6個400円、冷凍生餃子だと8個400円。
持ち帰るのであれば生餃子の方が少しお得。
メニューの中で気になるメニューを発見。
その名も「緑茶割り」。
「緑茶割り」はどこにでもありそうなメニューですが、石狩亭の「緑茶割り」は、「日本一うまい!」とのこと。
どうやって決めたのかはわかりませんが日本一はすごい。
焼き餃子と日本一の緑茶割りを注文することにしました。
注文をしてすぐに緑茶割りが登場。
日本一を標榜するだけあってお茶の緑色が濃く香りも強くて美味しい。
確かに美味しいのですが、静岡などのお茶どころに行けばもっと美味しい緑茶ハイもありそうな気がします。
とはいえ、私がこれまで飲んだ緑茶ハイの中では一番美味しかったので暫定日本一ということにしておきます。
緑茶ハイを飲みながら待つこと5分ほど。
品川駅を出てからはすでに1時間弱の時間が経過したところで、ようやく餃子の登場です。
やや大きめのサイズの餃子が6個並んでいます。
焼き加減はちょうど良い感じに仕上がってます。
やや厚めの皮がサクッと軽めの食感に焼かれています。
機械で包んでいるようですね。
お土産餃子の手作りという表記には疑問符がつきますが、餡が手作りということなのかもしれませんね。
餡は豚肉とキャベツのオーソドックスな餡。
ニンニクがかなり強めに効いていて、これぞ町中華の餃子という味でした。
この餃子はシンプルに酢醤油とラー油で食べるのが良さそうです。
モチモチっとした皮、サクッとした焼き目、ニンニクの効いた餡と全体的にとてもバランスのとれた餃子でした。
これはご飯と一緒でも、お酒と一緒でも安心して食べられる餃子ですね。
皆さんから日々タレコミ情報を頂いているおかげで、不意に大船駅に連れて行かれましたが餃子探索を楽しむことができました。
また、何かのトラップで急にどこかに連れて行かれる可能性もあるので、引き続きタレコミ情報をどんどん送ってください!
よろしくお願いします。