東京餃子通信編集長の塚田です。
池上線から大井町線に乗り換えついでに、駅の外にでて餃子探索。
駅前の商店街を中原街道方面に進んでいくと黄色い看板を発見。
「旗の台名物ジャンボラーメン 元祖満腹ラーメン」と書かれたお店を見つけました。
テントの端の方と店の前に置いてある黄色い看板には「元祖満腹ラーメン 富田屋」と書かれています。
こちらが正式名称の様ですね。
ジャンボラーメンが有名な店の様ですが、餃子も強く推しています。
餃子は手作りの自家製餃子。
釜揚餃子というのは、聞きなれないメニュー名なので気になります。
麺類を注文すれば餃子は100円引きとお得なセットもあります。
店頭のガラスケースもピカピカ。
ジャンボラーメンは明らかに丼の大きさが異なります。
ちょっと今の私の胃袋では食べきれなそうです。
店内に入りカウンター席に着席。
麺類からは味噌ラーメンを選択。
自家製餃子のメニューを見ると、
- 焼き餃子
- 水餃子
- 釜揚げ餃子
- 揚げ餃子
- 揚げ餃子甘酢野菜あんかけ
- 生餃子
とあります。
気になってた釜揚げ餃子について店主さんに尋ねると、麺の茹で釜で茹でた餃子をお皿に乗せて出すというもの。
いわゆる茹で餃子。
ちなみに水餃子はスープに入って出てくるらしいです。
揚げ餃子甘酢野菜あんかけも気になったのですが、セットメニューの対象外のようなので今回はパス。
結局、普通に焼き餃子を注文しました。
漬物をはじめとして酒のアテになりそうなメニューもそろっています。
餃子に先行して味噌ラーメンが運ばれてきました。
野菜たっぷりで昔ながらの味噌ラーメンって感じの懐かしい味です。
最近こういう味噌ラーメン少なくなりましたね。
餃子は専用の鉄鍋を使って焼いていました。
期待通りのカリッとやけた餃子がしばらくして登場します。
このカリッとした焼き上がりは水を差しても高温を保てる鉄鍋ならでは。
皮は一般的な厚さ。
ヒダの付き方も均一で丁寧に包まれています。
まずはタレをつけずにそのまま食べます。
野菜の形は残し気味ですが、水分はギュッと絞り切っています。
口の中で餃子の餡がホロホロっと崩れていく感じ。
にんにくも程よく効いていて、懐かしさを感じられる町中華店の餃子です。
ラーメンのサイドメニューとして完成度が高いですね。
味噌ラーメンも餃子も長年この味を引き継いできたのが感じられ、なんとなく安心感があります。
テーブルに一味があったので、薄めの酢醤油にラー油ではなく一味唐辛子を足してみました。
純粋に辛味が欲しいときにはこのタレがオススメです。
ヒダと焼き面の両面にたっぷりとタレ絡ませるようにつけて食べると、ビールが欲しくなる味になります。
が、この後予定があったのでビールは我慢しました。
旗の台の商店街の風景にも馴染んでいて、今後も長く残ってほしいお店ですね。
初めて食べたにも関わらず、味噌ラーメンも餃子もなんだか懐かしさを感じました。
ご主人が強く勧める釜揚げ餃子も餃子甘酢野菜あんかけも、今回は食べることができていないので、次回は夕方以降に来て一杯飲みながら楽しみたいですね。