東京餃子通信編集長の塚田です。
あっという間に北京オリンピックが終わりましたね。
東京オリンピックでは日本の焼き餃子が世界のアスリートに絶賛されてましたが、今回の北京オリンピックでは選手村の料理の話題はあまり聞かれませんでしたね。
中国の餃子はどんな評価だったのか気になります。
気になるついでに大久保駅近くの「小魏鴨脖店」に行ってきました。
これで「シャオウェイヤボー」と読みます。
麻辣ダックの専門店です。
店内に入るとテイクアウトかイートインかを尋ねられます。
テイクアウトの場合はガラスケースに並んでいる麻辣ダックをその場で購入できます。
私達はイートインを選択肢2階席に案内されます。
階段を登っていくとサッカーのトロフィーが飾られています。
こちらはサッカー大会の優勝トロフィーの様です。
こちらにも優勝カップがあります。
在日中国朝鮮族運動会なる大会で優勝をしたカップの様子。
メニューはかなり豊富。
麻辣ダックの各部位の他、麻辣湯にいろんなトッピングを入れて楽しむことが出来ます。
もちろん水餃子もあります。
麻辣ダックと青島ビールを注文。
麻辣ダックは鴨爪とハツを選択。
これらは見た目通りでかなり辛い味付けがされてるので、青島ビールがあっという間に消えていきます。
辛いだけじゃなくて、食感も味も良かったです。
追加オーダーで羊肉串。
クミンと唐辛子がタップリついていてスパイシー。
羊肉のくさみも感じられずに美味しくいただけました。
そしてメインの水餃子。
ゴロゴロとしていて食べごたえがありそう。
これが10個で600円はお得ですね。
モチモチと弾力の強い皮。
中国の餃子は餡はおまけで皮が主役。
麺類の一種であります。
こちらの水餃子の餡はなんとニラと卵。
私の好物の餃子餡です。
豚肉は使わずに、ニラと卵、そして干しエビなどで風味付けをしています。
中国ではとてもポピュラーな餃子餡なのですが、日本ではまだまだ珍しいので、たまに出会えると嬉しくなります。
水餃子を1種類しかおいてない店で、ニラと卵の水餃子を出すというのは攻めてますね。
麻辣系の店ということで、黒酢にタップリの辣油を足して餃子をいただきました。
辣油はしっかり辛くて、旨みも追加してくれます。
最初からこれをやると餃子本来の味がわからなくなるかもしれないので、途中からの味変に使ってもらうと良いと思います。
さすが新大久保、本格的な延辺料理が食べられるお店が何店もあります。
新大久保にくれば世界中の餃子的な料理が何種類も楽しめますね。
新しいお店も出てきている様子なので、コロナがおちついたら改めて新大久保周辺の探索してみたいと思います。
おすすめのお店があったら是非タレコミをお願いします。