東京餃子通信

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2012年最後のお仕事は水餃子作り

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今年も残すところ、あと2日となりましたね。
私は2012年最後のお仕事として、会社の納会で社員と関係者の皆さんに水餃子を振る舞って参りました。

前回、10周年パーティで作った餃子が好評だったとのことで、今回もお鉢が回ってきたわけであります。

今回も40〜50人が参加するパーティだったので、事前に家で仕込んだ餃子を冷凍して持ち込む作戦にしました。

気合を入れて、なんとブランド小麦のはるゆたかを使っての皮作りから始めます。
こちらを使うとほんモチモチして香りの良い皮ができます。


小麦粉500gに対して、水を200cc~220ccぐらいの割合で少しずつ水を足しながら混ぜていきます。
水を使って、よくこねるとモチモチした水餃子向けの皮を作ることができます。




こちらを10グラムずつ切り分けて、伸ばしていけば皮の出来上がり。
真ん中を少し集めに、縁を薄めに作るのがポイントです。




最初は丸く作るのは難しいですが、慣れてくれば意外と簡単にできちゃいます。
今回は100枚弱作りました。




餡もブロック肉から行きます。
バラとロースを半々ぐらいでいくと良い感じのバランスになると思います。




調味料を入れる前に肉だけをよくこねると味がよく染み込むようになります。
だいたい、これくらい白っぽくなればOKです。



今回作った餡の隠し味の一つ目はネギ油。
香りが良くなるのでオススメです。




もう一つの秘密兵器が五香粉。中国では定番の香辛料ですが、シナモンや花椒などが入っています。
これに養命酒も少しばかり足しちゃいました。



肉餡を1時間程寝かして味をなじませた後に、野菜類を入れます。
今回は、ニラ、ネギ、白菜、しいたけ、生姜を入れました。




先ほど作った皮で包めば出来上がり。
水餃子の包み方に慣れていなくて、なんとなく焼き餃子っぽい包み方になっちゃいました。

本当はもう少し丸っこく作りたかったんですけどね。




こちらの餃子をラップでくるんで冷凍庫で凍らせます。
我が家の冷凍庫が、餃子でうめつくされました。
家庭用の冷凍庫だとこの辺に限界が出ちゃいますよね。




翌日、保冷バックで会社の冷凍庫まで餃子を納品します。
朝の通勤時間帯で大量の餃子を抱えて電車に乗っていたのは、私だけでしょうね。




そして、納会当日。
宴会部長が用意していた鍋とコンロに、まず驚かされます。

寸胴にカセットコンロ。。。

バランスが悪すぎます。
宴会部長曰く「寸胴はアルミで熱伝導が良いから問題無いですよ」とのこと。

かなり少なめに水をいれて、お湯を沸かし始めますが、なかなか沸きません。
そりゃそうですよね。




ようやくお湯が沸いたので、餃子を投入。

って水面が遠い。。。

水面に手を近づけると手が熱い。
遠くから餃子を落とすと、熱湯が跳ねるという、なかなかの使い勝手の悪さ。

寸胴は水餃子を茹でるものではないということを今回学びました。




なんとかかんとか頑張って、水餃子が完成。
餡の下味を濃い目につけておいたので、皆さんには何も付けづにそのまま食べてもらいました。

水餃子は大変好評で餃子が茹で上がると同時にどんどん皆さんの胃袋の中に消えていきました。
自分で作ったものが美味しそうに食べてもらえるってホント嬉しいですね。




いつもお世話になっている会社の皆さんに多少は恩返しができたのではないかと思います。

今回も反応が非常に良かったので、次の機会に別のスタイルの餃子を見たいですね。
パーティ会場、社内と来たので、次は屋外にチャレンジしてみようかな。