関東に住んでいる方にはなじみが薄いかもしれませんが、神戸には中華街を中心においしい餃子屋さんが多数ありまして、それぞれの店オリジナルの味噌ダレで餃子を食べるのが特徴です。
そんな神戸餃子を出す店が新橋に出来たという噂を聞きつけたので早速行ってきました。
新橋の烏森の飲屋街をずっと奥に行くと神戸餃子専門店「楽」さんが見つかります。
テーブル一つにカウンター席が8席程度とかなりこじんまりしたお店です。 ランチタイムは定食のみ。餃子定食は餃子２人前か３人前かを選べます。
私は２人前を選んで640円。
小さめの餃子が１人前８個入り。２人前注文しているので１６個。これで640円はリーズナブルなお値段。さすが新橋。競争が激しいのでしょうね。
餃子は餃々さんのような一口サイズの餃子。神戸に行って食べた、赤萬や瓢たん等のいわゆる神戸餃子とは形状が異なります。
とりあえず、餃子の味を確かめる為に何もつけずに頂いてみました。
皮はパリっというかカリカリって感じ。ちょっと固すぎるかな。気になったのは餡に下味がほとんどついていない点。ただでさえ量の少ない餡の主張がさらに弱い。素材の味を大事にって事なのでしょうか？
味噌ダレをすすめられたので、ラー油と混ぜて付けダレを作ります。
餃子自体に味があまりついていないので、味噌ダレをたっぷり付けていただきました。
基本的にタレの味になっちゃいましたが、これはこれで美味しい。
どっちが主役なのか分からなくなっちゃいましたが。。。
店員さんいい人そうなのですが、まだ慣れていないのか手際も今ひとつ。
立地も良くないので、味もオペレーションももう少し頑張らないと生き残りが厳しいのではないかと、ちょっと心配になってしまいました。
せっかく近場で神戸餃子が食べられる店ができて嬉しいので、是非頑張ってもらいたいものですね。
タレは美味しかったですからね。
