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カンボジア・プノンペンで一番おいしい店の餃子の実力は?

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ホーチミンを後にして次にやって来たのはお隣カンボジアの首都プノンペンです。
ホーチミンからは飛行機でわずか1時間弱。

東京、大阪間よりも近いかもしれません。

もちろんプノンペンでもおいしい餃子を探索します。

プノンペンでの主な移動手段はトゥクトゥクです。バスはようやく一部路線で実験運用が始まったばかり。タクシーもなかなか見つかりません。

プノンペンの地元の料理であるクメール料理には餃子的な料理は見た事が無いという事なので、中華料理店の餃子の実力を検証しにいく事にしました。

プノンペンには大きなチャイナタウンがある訳ではないのですが、中華料理店が密集している地域をトゥクトゥクで走っていると、

「一番おいしい店がありますよ」

とカンボジア人の同僚が教えてくれました。

こちらの店は中国語では「一品香」と書いてありますが、クメール語では「一番おいしい店」と書いてあるそうです。

特に有名なお店ではなく、自分で「一番おいしい店」と言い張ってしまっているお店のようです。





店内はかなり豪華な作りで、価格もそこそこします。
ちょっと良い食材を選ぶと10ドルを軽く超えたりします。

このカニ料理も12~3ドルしていたと思います。

ちなみにカンボジアでは自国の通貨のリエルは1ドルを切る場合にしかほとんど使われません。
一般的に米ドルが流通しています。




餃子に関しては、水餃と煎餃の両方がありました。
水餃子だけではなく、同じ餃子を焼いて出してくれるようです。

4個で1ドルなので、水餃と煎餃を4個ずつ注文しました。




焼き餃子は一度茹で上げたものを焼いているようです。
焼き目はカリッとしていてきれいに焼けていました。




餡の具材はほぼニラのみ。味付けはされていますがニラのみです。
中国でニラと卵の餃子は食べた事がありますが、ニラのみというのは初めて。

「一番おししい」を標榜するのであれば、もう少し他の具材も入れて欲しかった。




水餃子も同じくニラのみの餡でした。皮の弾力もちょっと弱い気がします。
中国の北の方とは、一般的に使っている小麦の種類が違うのかもしれません。




餃子に関しては、今ひとつの「一番おしいしい店」でしたが、カニ料理や肉の炒め物、焼きそば等はそこそこ美味しかったです。

一軒だけでカンボジアの餃子の実力を判定するのはフェアではないので、もう1~2件は探索してみたいと思います。