浜っ子なら誰でも知っている野毛の三陽。私もその存在は大学生の時から知っていましたが、中に入るのは今回が初めて。
まずは酔っ払いパンダが出迎えてくれます。
店構えはこんな感じ。とってもキケンな香りがします。店の前まで来て引き返す人は結構いるのではないでしょうか。
店内はまさにカオス状態。10人も入ればいっぱいになる激狭のカウンター席に通されます。
メニューはシモネタ満載。楊貴妃も腰抜かすギャルのアイドルチンチン麺とかチンギスハーンもいきり立つぼくちゃんのアイドルチョメチョメ麺、男のロマンボーボー麺と全く意味がわかりません。ちなみにチンチン麺が麺類では人気ナンバーワンらしいです。
この他にもテポドンサワーなんてのも有ります。もうメチャクチャです。
メニューは色々とあるのですが、自由に注文をさせてもらえないのも三陽の特徴。席に付くとマスターが「ビールと餃子にねぎとりでいいよね」と強引に注文を決められちゃいます。昼過ぎでご飯が食べたい旨を伝えると、「じゃあ餃子とねぎとり定食ね」と強引に注文確定。
まぁ、ねぎとりもここの名物料理なので良しとしましょう。
さてやって来ました、ねぎとりと餃子。御世辞にもきれいな盛り付けでは有りません。が、味はGOOD!ねぎとりはニンニクが聞いた味噌ダレベースの味付け。ネギと一緒に食べるとさっぱりとして美味です。
さて主役の餃子です。小ぶりの餃子が7個入り。薄目の皮がパリっと焼かれています。餡は若干少なめですが、豚肉たっぷり、ニンニクたっぷりの強烈な味付け。ニンニクがかなり効いていますが豚肉のジューシな肉汁も楽しめます。
店も強烈ですが、餃子の味も強烈です。
三陽の店内には所狭しと毛沢東語録が記されています。マスターが勝手に考えているらしいですが、全く意味不明。この自由さが人を引きつけるんですね。
毛沢東語録はNo.8 まであるので、気になる方はご自身の目でご確認ください。
店も味も強すぎるぐらいの個性をもつ三陽。こんどは楊貴妃も腰抜かすチンチン麺を食べに来ようかな。