東京餃子通信編集長の塚田です。
店主の方から直接「タレコミ情報」を頂きまして八王子までやって来ました。
八王子駅南口から徒歩5分弱の繁華街からは少しはずれたところまで来ると、真っ赤な店舗を発見。
こちらが本日の目的地「餃子のパプア」です。
看板のイラストがなんとも可愛らしいですね。
店内に入ると入り口の一角はアメリカンな雰囲気。
ハンバーガー屋やピザ屋のような雰囲気です。
でもここは餃子専門店です。
ハンバーガー屋やピザ屋のような雰囲気です。
でもここは餃子専門店です。
カウンターに目をやると
「餃子は皮が命」
の大きな文字と、焼酎がずらっと並んでいます。
こちら側はアメリカンな感じは全くありません。
元々餃子の皮メーカーに勤務されていたご主人が独立してお店を始めたということもあり、餃子の皮へのこだわりが半端ありません。
粉を吟味して、さらにスープを練り込んでいるというこだわり様。
これは楽しみです。
餃子の種類もかなり豊富です。
勝手な想像ですが、店主さんの餃子への愛情が強すぎていくらでも新作のアイデアが出て来ちゃうという感じです。
どれから食べて良いのかわからない方のために、ランキング情報も出ていました。
まずは人気どころから攻めてみたいと思います。
早速餃子を注文。
焼き上がりまでの時間はプレミアム・モルツを飲みながら待ちます。
先に取り皿を出してくれたのですが、これがまたカワイイ。
店内のそこかしこに可愛らしいイラストが書かれているのですが、店主さんの娘さんが書かれているのだとか。
まずはレギュラー餃子のニンニクありから。
さすがに皮へのこだわりを全面に出しているだけあって、皮が美味しい。
食感がモチモチしていてコシがあります。
カリッとした羽根の食感とのコントラストで余計にモチモチ感が感じられます。
さらに皮の味が強く主張してきます。
粉も良いのだと思いますが、決めては練りこまれたスープですね。
ヒダを大きく、そして圧着度を弱くして皮の食感に変化を出していました。
餡はジューシーというよりも豚肉の味がしっかりと味わえるタイプの餡です。
おそらく豚肉もかなり上等なものを使っているのだと思われます。
味付けは薄めで、あくまでも主役は皮といった餃子でした。
にんにく醤油をつけて食べるのもオススメです。
ちなみににんにくも青森産のにんにくにこだわっている様子です。
続いてスープ餃子です。
優しい味の鶏ガラスープに餃子が浮かんでいます。
注目ポイントは包み方。
あえて焼き餃子と包み方を変えています。
ヒダに厚みを持たせずにつるっとのどごしよく食べてもらうという意図でしょうか。
さっぱりとした味付けですが、焼き餃子同様に豚肉の味はしっかりと活かされています。
続いてはアラカルト餃子を注文。
激辛のデス餃子を含む５種類の餃子が一皿に盛られてきます。
最初の一つにかぶりつくと、にんにくの強烈なインパクトが襲ってきます。
これはスタミナ餃子ですね。
続いては納豆餃子。
これは美味い！
納豆と餃子って実はよく合うんですよね。
我が家でも時々やります。
中間地点はシソ餃子でした。
お口をさっぱりさせて一旦リセットされました。
食べる順番も意識した並び順なのかもしれません。
4つめの餃子はチーズカレー餃子。
これも美味い。
カレーの風味が良いですね。
ここでカレーが出たのは間違いなくデス餃子への助走的なもの。
食べる前から汗が出てきます。
ハバネロの2倍辛いというブートジョロキアが練りこまれているそうです。
ハバネロの2倍って想像できません。
ここは勇気を振り絞って、まずは半分を口の中に入れます。
あれ？
以外と甘みが感じられてイケるかも、、、
なんて思っていたところ、少し遅れて強烈な辛さがジワジワとやってきました。
辛い！と思った奥の方からさらに強い辛さがやってきます。
頭皮の毛穴が全部開いた感じ。
汗が止まりません。
緊急避難的に、氷が欲しくなったのでビールからハイボールにスイッチ。
とにかく舌を冷してなんとか辛さが収まるのを待ちました。
ようやく味覚が復活してきたところに、店主さんからのサービスでアボカドチーズ餃子を一ついただきました。
皮を2枚使って餡を包むというのは斬新ですね。
わさびマヨとの相性も抜群です。
サクサクした食感でおつまみとしての非常に高いポテンシャルを感じました。
デス餃子以降、お酒のペースもアップ。
これが作戦なのかもしれませんね。
目の前にあった芋焼酎の鬼火を注文。
店主さん曰く、これは志村けんさんがオススメ焼酎らしいです。
飲み方はロックがオススメだとのことです。
そして締めに選んだのはたこ焼き餃子。
鰹節、紅生姜、青海苔、マヨがかかっていてぱっと見はたこ焼きですね。
味の方はというと、味もたこ焼きです。
餡として立派なタコぶつが入っていました。
私も最近気づいたのですが、餃子にタコはとっても合いますね。
デス餃子を含めてどの餃子も丁寧につくってあり、とても美味しい餃子でした。
食材もお酒の品揃えもかなり店主さんのこだわりが反映されているようで、ものすごく原価がかかっていそうで逆に心配になりました。
お腹がいっぱいになってしまい、餃子アイスなるメニューを食べ損ねてしまいました。
餃子味のアイスなのか、アイスを包んだ餃子なのか？
どちらの可能性も否定できないので、次回八王子に来た際に確認したいと思います。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております！
