東京餃子通信編集長の塚田です。
昨日が仕事始めという方も多かったと思いますが、私も本業の方は昨日から2017年がスタートしました。
初日から打ち合わせがあり外回り。最後の打ち合わせ田園都市線の高津駅にやってきました。
打ち合わせ終了後、周辺に前々からタレコミ情報をもらっていた2店舗があったでそれらをハシゴする計画を立てておりました。
まず1軒目は「リカースタンド ベルハウス」。
立ち飲み屋ですが手作り餃子が人気というお店。
お店の前まで来てみると電気がついていません、、、
残念ながらまだ正月休みでした、、、、
続いて高津警察署の脇にある「手のし餃子 しくよろ亭」。
手延べ皮の餃子が食べられるという地元の人気店です。
しかし、こちらも店内にうっすらと電気は付いているものの表の看板は消灯。
残念ながら営業は1月5日から、、、明日の開店の準備をしているようでした。
チェーン店はともかくとして、個人店だと1月5日から営業というお店は多いですよね。
普段あまりまとまったお休みも取りにくいので、お正月ぐらいは連休にしないと。
とはいえ、仕事始めの夜に餃子難民になるというのは寂しいもの。
口の中はすでに餃子を待ちの状態になっているので、このまま帰るわけにはいきません。
そこでターミナル駅でもある溝ノ口駅に向かうことにしました。
高津駅から溝ノ口駅は、電車で一駅ですが歩いても10分足らずとものすごく近接しています。
溝ノ口駅まで来てみると、田園都市線の南口近くの「ぜん」の看板に火が灯っているのを発見。
3軒目にしてようやくお店に入ることができました。
「ぜん」は東京餃子通信に既出店ではあるのですが、ようやくたどり着いたお店なので改めてレポートしたいと思います。
10席ぐらいしかない店内はほぼ満席。
細長い店内の奥の方の席に通されたのですが、荷物を持っていると奥に入っていくのが大変なぐらい狭いお店です。
カウンターに座り飲み物を注文。
ホッピーではなくハイッピーがあったので、こちらを注文。
ホッピーよりも軽くて爽やかな感じ。ゴクゴク飲めます。業務用の瓶は200mlなので中のお代わりはちょっと厳しそうな感じでした。(濃いめの焼酎であればいけるかも)
餃子を待っている間にネギが渡されます。
佐賀餃子(ぜんの餃子)は、この青ネギつかってタレを作るのが特徴です。
水餃子と焼き餃子ではタレの作り方も変わるところもポイントです。
先に水餃子が来るということで水餃子用から準備をしていきます。
ネギにお好みでお酢と醤油をかければ出来上がり。
そしてお待ちかねの水餃子。
ミニミニサイズの餃子が10個お皿に盛られています。
こんなに小さいのに皮も手作り。このミニサイズの餃子を手延べ皮で作る手間は並大抵ではありません。
さらに包み方ヒダを真ん中に寄せる包み方でまるっとした形に仕上げています。
先ほどの水餃子用のタレでさっぱりいただきます。
皮が主役の水餃子。つるつるっと喉越し良く胃袋に消えていきます。
続いて焼き餃子の登場。
こちらも小ぶりのサイズを10個盛り。
注目すべきは美しい焼き目です。
10個の餃子にほぼ焼きムラなく仕上がっているのが素晴らしいですね。
底の部分をやや厚くした皮を揚げ焼き気味にすることでサクッとした食感を出しています。
焼き餃子はベースの餃子ダレに辣油、ニンニク、ネギを加えてたものをつけて食べます。
ごま油の香りが非常に印象的。ネギの辛みとニンニクの香りにも食欲が刺激されます。
気がつくと2個3個、そして10個の餃子があっという間に消えていきます。
そしてハイッピーも飲み干していました。
1月4日の仕事始めの日に餃子難民になりかけましたが「ぜん」の佐賀餃子に救われました。
これで今年も良いスタートを切ることができました。
今回訪問できなかった「リカースタンド ベルハウス」と「手のし餃子 しくよろ亭」の2軒も今年の早いうちにリベンジを果たしたいと思います。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!