東京餃子通信

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点心マイスターに餃子の作り方を習って来た

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前回に引き続き、点心マイスター協会会長の小林先生に水餃子の作り方を習ってきました。

今回は時間も限られてたので事前に発酵まで行った生地を伸ばして皮にするところから、包んで、蒸すところまでの工程をお勉強。



まずは、先生が生地の作り方、皮を延ばし方、餃子の包み方を解説してくれます。

簡単にやっている様に見えますが、いろいろとコツがあるようです。

小林先生の餃子は皮がメインの餃子なので生地へのこだわりが凄い。
小麦粉に老麺(酵母)入れて発酵をさせます。またこねるときに水と一緒にネギ油を入れると皮の香りが良くなるんですね。

この皮を延ばすときは真ん中を少し厚めに延ばしておくのがポイント。この部分が餡を入れたときの伸びしろになります。

包む時は、写真ではちょっと分かりにくいですが左手の中指と薬指で餡を入れるスペースを作るのが重要。この形がパッ出来る様になればあなたもマイスター。



この後、必死になって皮を作って包んでいたので、写真を撮るのをすっかり忘れていました。

見るのとやるのでは大きな違い。

皮が丸くのびないし、真ん中も薄くなって穴が空いちゃったりします。
穴があいた皮は生地をひとつまみくっつけて補強すればOKとのこと。

ひだを左右3個ずつ作って真ん中で合わせるのが中国の伝統的な餃子の包み方なのですが、普段の焼餃子の包み方と違うのでこちらもなれが必要です。

そんなこんなで20個の餃子ができました。

並べてみるとかわいい!
自分で言うのもなんですが、それぞれ違う顔をしてて味があって良いですね。




この餃子を蒸し器で10分程度蒸し上げれば完成。
蒸す事で保存が効く様になるそうです。

皮が発酵しているからか、ネギ油の効果なのか、ふわっと良い香りがします。
これは他の水餃子ではあまりない香りですね。



一番じょうずに出来た子を記念撮影。
これは美味しそう。




もちろん蒸さずに揚げたり、茹でたりしても美味しく食べられます。

茹でてスープに入れたのがこちら。皮の存在感があってまさに麺類。
皮を楽しむために餡が入ってるって感じです。



こちらは揚げ餃子。
揚げると生地がパンみたいにサクサクになります。

こちらも皮を楽しむ為の餃子ですね。




こちらは、帰宅してから家で茹でた水餃子。一度冷凍したのですが香りは損なわれません。
餡の白菜もシャキシャキした食感も残ってます。これは漬け物効果なんでしょうか?




餃子のルーツの講義から始まって、餃子作りに没頭した本当に濃い2時間でした。
目から鱗のお話ばかり。とにかく小林先生は凄い方ですね。

こんなに餃子を愛している方にお会いしたのは私の人生で2人目です。
(もちろん1人目はあのお方)

本格的な水餃子の作り方の興味をお持ちになったかたは、是非、点心マイスター協会さんにお問い合わせください!

追記:
feel so goodさんの通販サイトで今回作った水餃子や試食で食べた焼売、某リゾートホテルでも出されているゴマだれ饅頭なども販売しているので、「作るより食べたい!」というかたは是非こちらからご購入を!