東京餃子通信編集長の塚田です。
最近少しずつ千代田線沿線を開拓しております。今回は根津駅から。根津神社方面の出口から徒歩1分の好立地にある「安暖亭」にうかがいました。
非常に落ち着いた雰囲気の店構えです。
持ち帰りメニューも充実。ランチタイムは結構出そうですよね。
焼き餃子と水餃子はそれぞれ生で販売。水餃子と焼餃子では餡の具材が異なるようです。
これまで1000店舗以上を食べ歩いてきた経験から、生餃子の持ち帰り販売を推している店は当たりの可能性が高いです。
ランチタイムが15時までやっているのは私のように不規則な時間にランチをとる人にとっては嬉しいところ。この日は14時半ぐらいにうかがったのですが、貸切状態でした。
店内は白を基調にしたカフェのような雰囲気。BGMには白鳥の湖や美しく青きドナウなどのクラシックが流れていました。
店名の安暖亭(アンダンテ)で気づくべきでしたが、こちらのオーナーはクラシック好きなのでしょうね。アンダンテの店名通りゆったりと過ごせる空間です。
ランチタイムの定食メニューは8種類。
焼餃子が付くセットは、相手が醤油ラーメンか担々麺。
通常メニューだと担々麺は980円。
そして焼餃子は5個で580円という価格設定。
つまり担々麺と餃子3個で800円という価格設定は500円ぐらいはお得なセットということです。
お得感につられて担々麺セットを注文することにしました。
待つこと数分でセットが登場しました。想定よりもやや早いタイミングで出てきました。
担々麺と餃子にサラダや漬物、果物まで付いてくる充実したセットメニューです。
担々麺はゴマの風味は弱く唐辛子のピリ辛感を強く出した味付けでした。
私は辛いのにそれほど強くはないので、辛さがじわじわきます。好みとしてはもう少し芝麻醤でゴマの風味が強い担々麺の方が良かったかな。
続いて焼き餃子。これは手作りの皮のようですね。
焼き目はさっくりと黄金色に美しく焼けています。
ヒダは少なめで手作り皮を伸ばしながら餡をたっぷりと閉じ込めています。
皮は柔らかめで腰が強いというよりも軽くさっくりとした感じです。
皮の軽めの食感に合わせるように、餡もキャベツやネギを中心とした野菜多めのサッパリ系。ザクザク食感は残す手造りならではの餃子です。
皮も餡も非常にレベルが高く美味しかったです。
が、一点だけ残念なのは加熱方法。ヒダの先の方が冷たくなっていました。
焼き面の仕上がりが良いだけに、これは非常に残念です。餃子自体は本当に良い餃子なので、ディナータイムは丁寧に焼かれていると信じたいものです。
餃子餡はサッパリとして野菜の甘みを活かした優しい味付けなので、酢醤油で若干味を濃い目にした方が美味しく感じました。
次回はディナータイムに再訪して今回食べた焼餃子の実力の再確認と、ソロリ入りの餃子を食べてみたいですね。

- ジャンル:中華料理
- 住所: 文京区根津2-19-3 根津逢初II号館 1F
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- (写真提供:まゆはる)