東京餃子通信編集長の塚田です。
秋葉原の旧万世橋駅跡にあるmAAch ecute 神田万世橋に新たな餃子専門店ができたのでランチに行ってみました。
mAAch ecute 神田万世橋は、昔の駅のホームや階段の構造をそのままいかした作りになっていて、外観もレトロな雰囲気です。
新しくできた餃子店「GYOZA BAR Comme a Paris」はは御茶ノ水よりの外側に面したところに位置します。
「GYOZA BAR Comme a Paris」の名前でお気付きの通り、こちらは青山にある同名の餃子バーの支店です。
パリで流行っている餃子バーのスタイルを日本に逆輸入したというコンセプトのお店で以前、東京餃子通信でも紹介しています。
こちら万世橋店も青山に勝るとも劣らぬお洒落な店構え。
店内もかなり狭いですが着席して食べられるスペースがあります。
外のテーブルも使えるようです。
万世橋店では餃子に加えてオリジナルメニューとしてロティサリーチキンもあります。これは本店の方ではなかったメニューですね。
まだ開店して間もないということでメニューは絞っての提供中。ランチタイムはテイクアウトも意識してランチボックスが提供されています。
餃子は野菜餃子と肉餃子の二種類。ロティサリーチキンとのセットも選べます。
店内で食べる場合でもテイクアウト用のランチボックスに入ってきます。
ちょっと容器がもったいない気がします。
ランチボックスは餃子とライスに付け合せが2品そして青山の「GYOZA BAR Comme a Paris」でお馴染みの三種のソースが付いてきます。
今回はこのお洒落なお店の雰囲気に負けないように、foodieというアプリで加工して写真を盛ってみました。先日、某番組に出演した時に教えてもらったのですが、これすごいですね。
餃子は4つと少なめですが、全体としてはかなりボリュームのあるランチボックスです。
そして餃子弁当らしからぬおしゃれっぷりは、少し気恥ずかしくなるぐらい。
玄米、押し麦、レーズン、ナッツなどが入った当店オリジナルのライス。なんとなく身体に良さそうな気がします。
エビとアボカドのサラダ。
餃子の付け合わせとしては珍しいですが、おいしかったです。
そして素揚げしたジャガイモ。
ホクホクしてます。
そして焼き餃子。
今回は野菜餃子を選択しました。
焼き目はよく焼き気味で私好みの焼き色。ムラも少なくて上手に焼けています。
もちろん注文が入ってから焼くのですが、4つだけ焼くというのは逆に手間がかかりそう。
餃子のサイズは一般的な大きさです。
このランチボックスにはフォークが付いているのですが、餃子が食べにくいのが難点。いきなりブスッと餃子にフォークを刺すというのも気が引けます。
餃子は箸の方が食べやすいと思います。
皮は薄めですが、食感はしっかりしていました。
パリッと焼かれた皮の中からザクザクっとしたキャベツの食感が感じられます。ニラは使われていますがニンニクは不使用。
午後に打ち合わせを控えたランチでも気兼ねなく食べられます。
餡の味付けはシンプルでキャベツの甘みと椎茸の旨味がダイレクトに感じられます。
餡の味付けがシンプルなので、3種のソースをつけて自分好みに仕上げるのがこの店のスタイルです。
まずは白味噌にハーブビネガーを混ぜたハーブソース。塩気がやや強めですがハーブの香りがよく、個人的には3つのソースの中で一番気に入りました。
ただ、ソースをつけるときに餃子にフォークを刺さなくてはならなかったのは残念でした。
野菜餃子なのでまだ許せますが、肉餃子に穴を開けてここから肉汁が漏れ出してしまうことを考えると、、、
ハーブソースが気に入ったのでジャガイモにもつけてみたところ、これまた美味。
このソースなんでも合いそうです。特に野菜スティックとか良さそうですね。
続いて赤いのはトマトソース。トマトにすりおろした生姜とニンニクが混ぜられています。トマトの酸味が効いているので野菜餃子よりも肉餃子の方が合いそうです。
ラストは黒ごまと黒七味をベースにした黒ラー油ソース。ラー油とありますが辛味よりも香辛料の香りが印象的でした。
「GYOZA BAR Comme a Paris」の名前の通り、夜はBARとしてワインなどと餃子が楽しめるお店になるそうです。
神田、秋葉原エリアでオシャレ餃子バーが定着できるのかどうかにも注目したいところです。
GYOZA BAR Comme a Paris マーチエキュート神田万世橋店 (餃子 / 秋葉原駅、淡路町駅、新御茶ノ水駅)
昼総合点★★★★★ 5.0