東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、名古屋に行く機会があったので名古屋の餃子情報をお届けします。
といっても初回は餃子の王将から。
皆さんがご存知のあの餃子の王将です。
京都生まれの餃子の王将です。
なぜ、名古屋に行ってまで餃子の王将に行くのかというと、名古屋にしかない唯一無二の存在の餃子の王将があるからなのです。
今回の目的地「餃子の王将 稲沢店」は、名古屋駅から名鉄の特急で10分ほどのところにある国府宮駅からさらに徒歩10分ほどの幹線沿いにあります。
東京では珍しいロードサイド店の餃子の王将です。
なぜかお店全体は緑色になっています。
ファミレスのような入口から入店。
ふと店の入り口にある黒板を見ると日替定食の案内が。
そこには「サラダバー付」と書かれています。
店内に入ると入り口付近にサラダバーコーナーがあります。
そうです、こちら餃子の王将 稲沢店はサラダバーがある餃子の王将といして有名、、、 というわけではありません。
サラダバーがある餃子の王将も珍しいですが、もっとすごい特徴があるのです。
レジ横のカウンター席に案内をされレジの方を見るとそこには、ペロペロキャンディーをはじめとする駄菓子が並んでいます。
実は、こちら餃子の王将 稲沢店は駄菓子販売コーナーがある餃子の王将として有名、、、というわけでもありません。
駄菓子コーナーも都内の餃子の王将では見かけないので珍しいことではありますが、そんなことで驚いてはいけません。
レジコーナーの駄菓子コーナーから視線を上に向けると、そこにはなんと
18歳以上の学生向けの無料食事提供サービスとおじいさんおばあさん向けの割引サービスの説明が書かれてきます。
なんと食事代が払えない学生向けに30分間の皿洗いと引き換えに食事代が無料になるという太っ腹サービス。
そして70歳以上の高齢者向けには割引サービスが用意されていて、100歳以上だとなんと無料。
これまた太っ腹。
というように、この餃子の王将 稲沢店は、多彩な割引サービスを展開していることで有名になった餃子の王将なので、、、はないのです。
これらの割引サービスもとてもユニークだとは思いますが、もっとすごい秘密があるのです。
あまりにすごすぎて藤岡弘さん訪れるほどの秘密とは、、、
なんとこちら「餃子の王将 稲沢店」では本格タイ料理が食べられるのです。
メニューを開くとそこにはトムヤムクンやパッタイやヤムタレーなど、タイ料理専門店に行かないと食べられないメニューがずらっと並んでいます。
餃子の王将はチェーン店でありながらお店ごとのオリジナルメニューがあるという自由さが人気の理由の一つでもありますが、さすがにタイ料理を出す店にはこれまで出会ったことはありません。
店内にはタイ人スタッフが働いていて、タイ語で直接料理についての要望を伝えることもできるようです。
餃子の王将 稲沢店はFC店なのですが、そのオーナーの方がタイに行ったときに食べた現地のタイ料理に感動して、自分の店でも出そうとしたのがきっかけだったのだとか。
実行するオーナーさんの実行力もすごいですが、それを許容した餃子の王将の本部の包容力の大きさにも驚かされます。
というわけでタイを代表する料理であるトムヤムクンと餃子の王将を代表する料理である焼き餃子をセットで注文することにしました。
まずこちらがトムヤムクン。
土鍋のような器で熱々の状態で運ばれてきました。
本格派のトムヤンクンでレモングラスやパクチーの香りがとてもさわやか。
適度な酸味と辛味のバランスがとても良いです。
多少は日本人向けにマイルドに調整してあるような気がしました。
具材は白菜や海老、キクラゲなどなど。
餃子の王将の他の中華系のメニューと共通化できる食材も多いのかもしれませんね。
そして焼き餃子。
お皿も餃子の王将の定番のお皿と異なった緑色の落ち着いた感じのお皿です。
小皿ではなく餃子の皿の中にタレをつけるスペースが用意されています。
餃子は本部から提供されているものなので味に間違いはありません。
餃子の王将の餃子にはトムヤンクンのパンチの効いたスープにも負けない力強さがありますね。
トムヤンクンが非常においしかったので、是非とも他のタイ料理も食べてみたいところでしたが、食べきれる自信がなかったのでここで打ち止め。
また残りのタイ料理はまた名古屋に来た際の楽しみにとっておこうと思います。
私も数多くの餃子の王将を訪問していますが、いままでで一番インパクトのあった餃子の王将でした。
「他にもこんな餃子の王将があるぞ!」という情報をお持ちの方がいましたら、是非ともタレコミ情報をよろしくお願いします。
餃子の王将 稲沢店 (中華料理 / 国府宮駅)
昼総合点★★★★★ 5.0