東京餃子通信編集長の塚田です。
本家特派員より東京出張の際に大井町で良さそうな餃子店の看板を見つけたという報告を受けて、この日は大井町駅にやってきました。
大井町は蒲田、大森と並んで餃子の人気店が集結している地域です。
大井町駅の中央口からまっすぐ西に伸びる大通りを進むこと5分ほど、突き当たった正面に「濱田」があります。
のぼりで餃子を推していますが居酒屋風のたたずまいです。
ちょっと早めの時間だったので私がこの日一番のり。
店内を見渡すと新日本プロレスの真壁刀義選手をはじめとして、プロレスラーのサインとポスターが所狭しと並んでいます。
近くにゴールドジムがあるらしくトレーニング後にプロレスラーの方がよく立ち寄るのだとか。
私は店の真ん中の席に座り瓶ビールと焼き餃子を注文。
餃子は、
- 特製餃子
- 水餃子
- 手羽餃子
- チーズ餃子
- スタミナ餃子鍋
と4種類ありましたが、初回訪問だったので一番上の特製餃子を注文しました。
お通しはなんとカレー。これをフランスパンにつけていただきます。
確かにビールに合いますねコレ。
焼き餃子の焼きあがるまでの時間はタコぶつでつなぐことにしました。
居酒屋だけあってこの他にもおつまみにメニューは豊富にあります。
しばらくして餃子が焼き上がりました。
焼きムラは少々ありますが、これくらいは許容範囲内。
家庭的な雰囲気を感じさせる餃子です。
カリっと良く焼き気味に焼いてあります。
皮のサイズは一般的な8cmぐらいのものだと思われますが、餡をたっぷりと詰め込んでぷっくりと丸みを帯びた形状になっています。
ひだの部分もしっかりと圧着されています。
この形状の餃子は手包みでないと実現できませんね。
まるまるした餃子にかぶりつくと中から肉汁がジュワーっとあふれ出してきます。
豚肉比率がとても高く食べ応えのある餃子。
さすがプロレスラー御用達のお店。
トレーニング後に良質なたんぱく質を摂取するための細かい配慮なのでしょう。
味付けはシンプルで豚肉の旨味を大事にしています。
味の調整は専用の餃子ダレで行います。
酢醤油とラー油をベースにしてますがやや甘め。
餃子のタレをつけると、かなり強めの味に様変わり。
そのまま食べても美味しい餃子ですが、タレをつけた方が好みでした。
お酒のおつまみとしてもご飯のおかずとしても実力を発揮してくれそうな餃子です。
店主さんとお母さまの人柄が出ている家庭的な雰囲気の意心地のよいお店でした。
自宅近くにこんな雰囲気の居酒屋があるとうれしいですよね。