東京餃子通信編集長の塚田です。
2017年も残すところ数時間ですが皆さん今年の餃子納めはもう済ませましたでしょうか?
私はなんと東京オリンピックの競技会場で2017年の餃子納めをしてきました。
年末の家族旅行で向かったのは伊豆の修善寺にある日本サイクルスポーツセンターという自転車をテーマにした遊園地。
どこも行列必至の年末の行楽シーズン。
ここも混んでいるんではないかと心配しながら現地に到着すると、エントランス付近はガラガラ。
逆の不安が心をよぎるほどスムーズに園内に入れました。
園内に入ると日本サイクルスポーツセンターの“非公認キャラクター”の「チャリえもん」がお出迎え。
非公認とはいえこのキャラクターは、色々と心配になりますね。
園内には古く朽ち果てて立ち入り禁止になっている建物や。
変則的な自転車を楽しむコーナーやメリーゴーランドや、
園内唯一の絶叫マシン「サイクルコースター」など、昭和の雰囲気がそこら中にあふれ出ています。
平成も終わろうとしているこの時代にはある意味貴重な存在かもしれません。
突っ込みどころ満載の遊園地ですが、なんだかんだ小学生の息子たちは楽しんでいました。
待ち時間が一切ないのも子供たちにとっては、うれしいポイントかもしれないですね。
日本サイクルスポーツセンターという名前だけあって園内には一周5キロの自転車専用のレースコースがあります。
私もせっかくなのでロードレーサーを借りて息子と一緒にサイクリング。
ものすごいアップダウンでたった5kmでも結構達成感がありました。
自転車をこいでお腹が空いたので園内唯一のレストラン「富士見」でランチタイム。
「富士見」のその名の通り、レストランの目の前には素晴らしい富士山がそびえ立ちます。
店内は家族連れで賑わっています。
さすがにお昼時は混み合うようです。
メニューは、カレーと麺類を中心とする行楽地のならではのオーソドックスなラインナップ。
しかし、メニューの看板の上の方に、、、
手づくり焼き餃子!!!
まさか、こんなところで手づくり焼き餃子に出会えるとは驚きです。
餃子のPOPには
あるだけの幻の限定品です!
と書かれています。
どんな幻??と思ったのですが、単に製造数に限りがあるので売り切れ御免ということらしいです。
ちなみに、一緒に販売されていた手づくり焼売と手づくり肉まんも幻認定されていました。
餃子との出会いも一期一会。
幻の限定品の食券を購入しキッチンでの調理を待ちます。
すると奥の方から焼き置きにした餃子が運ばれてきて電子レンジで「チン!!」。
このようなスタイルの観光地のレストランでは、焼き置きにならざるを得ないのかもしれません。
レンチンが完了した餃子が手渡されました。
意外と言っては失礼ですが、焼き目もムラがなくて良い感じです。
大き目のヒダが深く刻まる手づくりならではの包み方。
看板に偽りなしです。
最後の仕上げをレンチンにしてしまっているので焼き目のパリパリ感は損なわれているのは少し残念ですが、全体的には丁寧につくられた良い餃子です。
味付けは控えめなので酢醤油で味を好みに調整しました。
豚肉を中心にキャベツ、ニラ、ニンニクでバランスよく仕上げられた、お肉屋さんのお惣菜餃子のような感じの餃子で美味しかったです。
焼きたての状態で食べられれば更に美味しくいただけたと思いますが、遊園地内の施設やオペレーションを考えればいたしかたないこと。
一旦焼かれた餃子を焼きたての状態に復活させる方法があったらイグ・ノーベル賞を獲得できそうですよね。
さて、東京オリンピックの競技会場の話をすっかり忘れていましたが、この日本サイクルスポーツセンターには2020年の東京オリンピックの自転車競技のトラックレースが開催される「伊豆ベロドローム」とマウンテンバイクが開催されるコースがあります。
マウンテンバイクのコースは整備中とのことでコースを見ることができなかったのですが「伊豆ベロドローム」の中には入ることができました。
ここで2020年に世界のトップレーサーが集結するんですね。
もしかしたら手づくりGYOZAをオリンピアが食べることになるのかもしれませんね。
自転車競技の強いヨーロッパの各国ではGYOZAの認知度が上がってきていると聞くので期待が持てそうです。
偶然ではありましたが、2020年の東京オリンピックに向けてGYOZAの魅力を世界に広げるのにふさわしい場所で今年の今年の餃子を納めることができました。
最近毎年書いているような気がしますが、2018年こそは世界に焼き餃子をGYOZAとして広められるよう、英語での情報発信も頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします。
それでは皆さん良いお年を!
そして、Have a nice GYOZA!!