東京餃子通信編集長の塚田です。
餃子の食べ歩きを初めて初めての広島上陸のチャンスということで、一晩で一気に餃子の食べ歩きをしてきました。
ここまで「天津」→「餃子センター」→「龍」と老舗から、地元の大手皮メーカー運営の餃子チェーン店までハシゴをしてきました。
かなり深い時間になってしまったのですが、ラストもう一軒餃子が食べられるお店がないかと流川・薬研堀周辺の歓楽街をふらふらしてたところ、餃子専門店「王」と大きく書かれた建物を発見。
調べてみるとこちら餃子専門店「王」は昭和32年創業の老舗餃子店。
これは期待が持てそうです。
電気がついているのでまだ営業時間中のようです。
深夜帯でも餃子が楽しめるのが歓楽街の餃子店の魅力の一つです。
店に近づいてみるとまだまだ営業中の様子。
深夜2時まで営業をしているとのことでした。
店内に入ると先客が数組。
この時間でも、皆さん餃子を食べているようです。
締め餃子の文化が根付いていますね。
喫茶店のようなデザインのメニュー表をチェックすると餃子が多数揃っています。
- オリジナル餃子
- しそ餃子
- チャーシュー餃子
- スタミナ餃子
- チーズ餃子
- 水餃子
- みそ水餃子
の7種類の餃子です。
今回はオリジナル餃子そしてみそ水餃子を注文しました。
広島で初の水餃子です。
餃子を待つ間はハイボールでつなぎます。
この日は18時ぐらいから飲み続けているので、何杯目のビールとハイボールかわからなくなってきました、、、
餃子の焼き上がりを待っていると、「餃子センター」と同様にネギが運ばれてきます。
やはり広島の餃子にはネギは欠かせないアイテムのようです。
餃子ダレにネギをラー油を入れて混ぜれば広島スタイルのタレの完成です。
あとは餃子を待つだけです。
しばらくしてオリジナル餃子が登場。
やや小さめの餃子が8個お皿に盛られています。
これは揚げ餃子かと思うようなサクサクっと揚げ焼きにされた焼き目です。
ヒダの上の部分まで焼き目が付いているのでこれは、やはり揚げ餃子っぽいですね。
フライパンのかなり高い位置まで油をいれて揚げ焼きにしているようです。
「王」の餃子は餡にもネギがたっぷり使われています。
皮はサクッと軽めの食感に揚げ焼きにされていて中は野菜比率の高い非常にさっぱりした餡という、深夜に食べても全く胸焼けをしない餃子です。
ネギたっぷりのつけダレをつければオリジナル餃子の完成形です。
生のネギの辛みと酢じょうゆのさっぱりした感じが食欲を促進します。
締めの餃子のはずだったのに食欲促進され、さらにハイボールもグビグビと。
続いてみそ水餃子です。
ラーメンのどんぶりに、たっぷりのみそスープ。
そして水餃子とまたまたネギが浮かんでいます。
広島の餃子にネギは切っても切り離せない存在のようです。
オリジナル餃子と同じ餃子を使っているようです。
茹でた皮か緑色の餡が透けて見えます。
みそスープを餃子に染み込ませるようにして食べると揚げ焼きの餃子とは餡の風味がかなり変化します。
ネギとみその組み合わせは合いますね。
そして、このみそスープもお酒を飲んだあとの胃袋に優しいのが嬉しいところです。
このみそ水餃子は揚げ焼き餃子以上に、締めにふさわしい餃子かもしれないですね。
一晩で怒涛の4軒ハシゴで、広島の餃子を一気に楽しむことができました。
どの餃子店でも個性的な餃子が食べられ、広島の餃子文化を満喫することができました。
心残りは「清ちゃん」に入れなかったことですが、これは次の広島の楽しみに取っておきたいと思います。
他にも広島でオススメの餃子店がありましたら是非タレコミ情報をお願いします。
王 薬研堀店 (中華料理 / 胡町駅、銀山町駅、八丁堀駅)
夜総合点★★★★★ 5.0