大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
東加古川にジャンボ餃子を出すお店があるとのことで足を延ばしてやって来ました。
仕事帰り、突風と小雨の中、歩くこと15分ほど…
国道沿いにそのお店「大和」さんはありました。
んっ!?
道を挟んで向かい側にも中華屋さんがあります。
気にはなりましたが、まぁ、いいか…
目当ての「大和」さんに入ります。
実はこちらの「大和」は、ジャンボサイズの皿うどんとちゃんぽんの超有名店なんです。
店内に入ると100キロ前後の男子達が何名か一人飯をしてて、皆驚きの量の皿うどん、ちゃんぽん、サイドメニューに大盛ライスを黙々と食べています。
はい。
入る店を誤りました(笑笑)。
取り敢えず席につき、私が頼んだモノは皿うどんでもちゃんぽんでもなく、勿論餃子です!
しかしながら、ただの餃子ではなく、こちらオリジナルメニュー“ギョウザの親子盛り”(560円)です。
これはメニュー写真でも分かると思いますが、こちらのお店名物のジャンボ餃子と普通サイズ餃子の合い盛りです。
ありそうでないメニューです。
東京には三大ジャンボ餃子店があったりしますね…
「天龍」「昇龍」「泰興楼」。
しかし、関西には一口餃子店(「天平」や「南平」など)はあっても、ジャンボ餃子店はほぼないんです。
(「南海飯店」は昔ジャンボ餃子で有名だったけど、年々サイズダウンしてきたかも…)
それだけに尚更珍しいです。
待つこと10分、餃子が運ばれて来ました…
でっか〜い!
「餃子界のジャイアント馬場、いやアンドレザジャイアントやぁ〜」驚きのサイズです。
ていうか普通サイズの餃子もでかっ!
皿の上にバナナとミニバナナが盛られているみたい。
割り箸の長さと比べて貰えれば、そのサイズ感が分かると思います。
しかしながら、ジャンボ餃子の皮にはしっかりとヒダが付けられ餡を包んでいます。
焦げ目もいい感じに付いています。
では早速頂きます…
このジャンボ餃子、箸で持ち上げると重いです。
一口噛むとすごい密度の餡を口の中で処理しなければなりません。
餡自体もしっかり固められているので、ハンバーグみたいな、いやソーセージみたいな食感にも思えます。
餃子一個を食べるのに三口は必要です。
普通サイズの餃子も餡は同じモノを使用されています。
とても肉肉しい餃子ゆえ、白御飯が欲しくなりましたが、満腹中枢が危険値になりそうだったので我慢しました。
こちらのご主人は69歳、お店は創業45年、地元の食いしん坊達に長らく親しまれるお店です。
帰り際に、ご主人とお話しして、前の中華屋さんの話を振ってみると、互いに仲良くしている関係で、なんと大将の年齢も、お店の創業年も全く同じとのこと!
こんな事ってなかなかないですよね…
という事で道を挟んで向かい側にある「宝眠」さんへハシゴすることになりました。
(次回の「大阪餃子通信」に続く…)
「中華料理 大和」
兵庫県加古川市野口町二屋127-1
079-423-1648
11:30〜14:55、17:30〜20:55
火曜定休