東京餃子通信編集長の塚田です。
長らく福岡の餃子レポートが続いていましたが、そちらは一旦お休み。(まだ福岡ネタのストックは残っているのですが、、、)
久しぶりに東京の餃子情報をお届けしたいと思います。
今回は変わった名前の餃子推しの町中華があるというタレコミ情報を入手し、東急東横線の学芸大学駅に降り立ちました。
線路沿いに都立大学方面に1~2分歩いたところで「中華料理」と書かれた暖簾を発見。
おそらくこちらがお目当てのお店だと思われます。
一見すると一般的な町中華のお店です。
しかし良く見ると看板に店名が書かれています。
「Cinema Cafe」、、、はい、「シネマカフェ」です。
カフェ??しかもシネマ??
そしてタレコミ情報にあったように手作り餃子をイチオシメニューとして店の外にも掲げています。
店内は表の「中華料理」の赤い暖簾とかなりギャップがあり、明るくおしゃれな雰囲気。
BGMは昔の映画のサントラが流れています。
壁には同じく昔の映画のワンシーンを切り抜いたポスターが貼られていますね。
どうやら、こちらの店のオーナーが映画関係の仕事をやっている方らしいです。
とりあえず瓶ビールを注文。
ビールはキリンラガー、グラスがまたおしゃれ。
餃子を注文し、焼きあがるまでのつなぎとして腸詰を注文。
甜麺醤と辛目の味噌をちょっとつけて食べると、ビールがよく進みます。
小籠包もおすすめとのことなので、こちらも一人前(4個)を注文。
焼き餃子より先に出来上がりました。
薄い皮で細かくひだを刻み、豚肉餡をたっぷり包み込んでいます。
針生姜を黒酢に浸し、小籠包と一緒にいただきます。
最初は熱くて危険なので、レンゲの中にスープを出しながらフーフーと息を吹きかけながら食べました。
豚肉餡は肉感が強く、また鶏ベースのスープもたっぷり練り込まれています。
とてもジューシーなのですが、脂っこくない上品な味わいの小籠包です。
続いて本命の焼き餃子の登場。
ちょうど良い感じの焼き加減。
油切りをしっかりしていて、サクッと焼き上げられた焼き面。
ベタついていないのが良いですね。
ひだを真ん中に寄せるような、ちょっと変わった包み方です。
皮の大きさは一般的なものですが、餡をたっぷりと包みぷっくりと丸みを帯びた形状に仕上がっています。
薄めの皮をさっくりと焼き上げた皮の食感の奥からは、意外と肉感の強い餡が現れます。
にんにくやニラといった香味野菜は控えめで、味付けもシンプル。
豚肉と野菜の旨味を活かした上品な味わいの餃子ですね。
豚肉餡が美味しいので何も付けずに餡の素材の味を感じて欲しいですが、味付けが足りない方は酢醤油でお好みに合わせて調整しても良いと思います。
ライスと一緒に食べるのであれば、味付けは濃いめにしても良いかもしれません。
私も後半は薄めの酢醤油を付けて少し味を濃いめにしていただきました。
店名に惹かれてやってきましたが、なかなかの実力派の餃子に出会えて大満足。
タレコミ情報を信じてやってきてよかったです。
そういえばシネマカフェの名前の由来、「シネマ」側が気になって聞いたものの、「カフェ」側について、何でカフェなのかわからずじまい、、、
片手落ちのレポートになってしまいました。
もしご存知な方がいたら情報お寄せください!
シネマカフェ (中華料理 / 学芸大学駅)
夜総合点★★★★★ 5.0