東京餃子通信編集長の塚田です。
「下北グレイヴィ餃子」なる肉汁アピールの強い餃子店があるというタレコミ情報が入ったので、下北沢にやってきました。
駅からは徒歩5分ほど、グルメバーガー店のような雰囲気の外観のお店にたどり着きました。
最近できた新店なのかと思いきや、実は開店したのは2016年11月。
もう1年半も営業していたのですね。
私の餃子アンテナの感度もまだまだですね。
下北グレイヴィ餃子の店名通り、主力の餃子は「肉汁餃子」。
それ以外にも、複数の餃子メニューがある様です。
店内には壁一面に大きな餃子のイラストが。
週末の夜ということもあり、家族連れで食事を楽しんでいるお客さんが多かったです。
食事のメニューが充実しているので、子供にも喜ばれそうです。
瓶ビールと餃子を数種類注文しました。
餃子が焼きあがるまではたたききゅうりでつなぎます。
にんにく味と辛味が選べたので辛味を選択。
ビールをちびちび飲んでいると、肉汁餃子が焼きあがりました。
皮のサイズは一般的な8cmサイズだと思われますが、餡がたっぷり包まれていて丸々しています。
真ん中が白く残ってしまっていますが、焼き色的には良い感じです。
包み方はシンプルに真ん中閉じの両サイドから一つずつひだを寄せるタイプ。
この包み方は熟練した職人さんでなくても簡単にたっぷりの餡をつ詰めます。
モチっとした弾力の強い皮の中には粗挽きの豚肉をたっぷり使った餡が詰まっています。
野菜はキャベツ、ニラ、ネギといったオーソドックス。
にんにくは使っていないのかもしれません。
肝心の肉汁は程よくジュワ〜っと染み出てくる感じ。
グレイヴィ餃子の肉汁餃子という店名とメニュー名から小龍包のような肉汁感を想像するかもしれませんが、肉汁が飛び出すほどではありません。
これぐらいの方が食べやすくて良いと思います。
餡の下味はしっかりしているので、タレは不要です。
続いて揚げ餃子。
こちらも6個入り。
おそらく肉汁餃子と同じ皮と餡を使っています。
皮が厚めでモチモチしているので、揚げ餃子にすると表面がサクッと、奥がソフトな食感に仕上がっています。
ビールのつまみとして優秀な揚げ餃子ですね。
揚げ餃子の時点でビールを飲みきってしまったので、ホッピーに変更。
後半戦の最初に登場したのは麻辣タレ餃子。
茹で餃子の上から花椒たっぷりの麻辣タレがかかっています。
こちらも餃子は同じもの。
この皮は茹でても美味しいですね。
モチモチっとした食感がより際立ちます。
餡もしっかりしているので麻辣タレに負けず、バランスがよく仕上がっています。
続いておすすめ料理のメニューに掲載されていたエビ餃子です。
こちらは3個で390円。
他の餃子メニューよりはやや割高です。
焼き目のつき方は、肉汁餃子よりもキレイについていますね。
包み方もひだが並ぶ一般的な包み方です。
そして餡には肉は使われず、エビとイカのすり身と野菜が少々。
餡の下味も控えめで海鮮類の甘みがダイレクトに感じられます。
締めは、エビ餃子同様におすすめメニューに記載されていたチリマヨ餃子。
先ほどの揚げ餃子にチリマヨソースが絡めてあります。
揚げ餃子にバリエーションがあるのは良いですね。
揚げ物にチリマヨソース!
こんなの美味しいに決まってます。
そしてお酒が進む。
締めのつもりで注文しましたが、ここからもう一杯ハイボールを頼むことになってしまいました。
今回は、いろんな餃子を楽しむために、他のメニューには手を出せませんでしたが、丸鷄唐揚げや坦々麺、そして香港名物のタクシー飯など気になるメニューが盛りだくさん。
大人数でワイワイ楽しむのに使い勝手が良さそうなお店でした。
下北グレイヴィ餃子 (餃子 / 下北沢駅、東北沢駅、新代田駅)
夜総合点★★★★★ 5.0