大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
最近月に何回かは本業の仕事で宇都宮方面に出張に来ています。
そうなると、やはり夕食は餃子…ということになります。
もう既に「みんみん」「正嗣」等の有名店には訪問してきたので、知る人ぞ知る店の開拓に意欲が湧いています。
今回訪問することにしたのが「イキイキ餃子」さん。
JR宇都宮駅から5分ぐらいのアクセスの良い場所にお店はあります。
まずは駅前にある「餃子広場観音」さまにお腹の健康祈願をしてからお店に向かいます。
大通りから何本か路地を歩くと見えて来ました「イキイキ餃子」の看板が!
んっっ!?
青白く光るネオンがなんとなく風俗店みたいに見えるのは僕だけ(苦笑)。
ではお店に入ります。
平日19時、店内にはお客さんが一組…外国人さんです。
店内のに入り、まず驚いたのは壁に貼られたおびただしい数の餃子のメニュー札。
600種類の餃子があるそうですが、メニューの札は600枚はなさそう。
因みにメニューブックには餃子のセットメニューが中心に載っています。
600種類とは、1メニューにつき、調理方法が焼、水、揚、蒸、更には餡かけ、冷やし 等のパターンを掛け算した合計数の様です。
なるほどね…
けど、これは迷うなぁ。
メニュー札は下段、末尾になればなるほど個性的、そして意味不明で怪しい名前があります。
例えばこんな感じ
- ライス餃子
- フルーツ餃子
- チョコレート餃子
- コーヒー餃子
- 猿おこる餃子
- 泳いでいる餃子
- しをふき餃子
- 初恋味の餃子
- 生みたての餃子
- 子だくさんの餃子
…などなど
もうなんのこっちゃ分かりません。
ということで、敢えて一番ド定番の「野菜餃子」とライスを注文します。
因みに「野菜餃子」は2人前(@450円×2)からです…
ちょっと値段が高いなぁ。
餃子が焼き上がるまで店内の様子を観ていると、こちらの店の餃子の多くは大きな冷凍庫に保存されていて、注文が入ったら、都度該当の餃子を取って冷凍餃子を焼いています。
しかし野菜餃子は包み立ての生餃子を焼いている様です。
店主さんの餃子に対するこだわりも張り紙にして掲示されているのですが、縦書きで左から読ませるという独自のスタイル。
手作りで素材にこだわり、和の心と技を大切にした「元祖和餃子」とのこと。
そして、10分程で餃子は焼き上がりました。
おぉ珍しい盛り付け方ですね。
2人前の餃子、半分は表向き、半分は裏向きに盛り付けています。
コントラストが出て見た目が良いですね。
まずは何も付けずにそのまま頂きます。
野菜の甘みが豊かな味わいです。
皮はモチっとして、且つ焼き目がカリっとして好評価です。
「野菜餃子」は素朴で淡白な為、酢醤油に胡椒、辣油、そしておろしニンニクを混ぜたタレを付けて食べると食欲が増し、ライスが進みます。
変り種の餃子も気になりますが、初回訪問は600種類の原点と言える「野菜餃子」を美味しく頂きました。
宇都宮の餃子店の中ではマイナーなお店かもしれませんが、ギネスブック級の餃子の種類には圧倒されます。
駅近なので皆さんも是非訪問してみて下さい。
「イキイキ餃子」
栃木県宇都宮市宿郷1-12-12
028-634-6448